空っぽの部屋が、なんかごめん、と。
こんばんは。ランです。
仕事から帰ると、お嫁さんの部屋が空っぽでした。
浴室も洗面所も、しばらくの間あった可愛いグッズはきれいに消えていました。
住宅手当がどうのこうので、結局あっという間に引っ越してしまったのです。
10月半ばと言っていたのに、一昨日、今日にすることを急遽決めたのでした。
1日の今日までに引っ越せば、今月分の住宅手当が出るとか。
3月に持ってきた衣類の入った衣装ケースは、ほとんどそのままで使っていたようなので、準備は意外と簡単だったかな。
軽トラとスタッフが一人のコース?をお願いしたそうです。
親元で安定した生活をしているよりも、一人暮らしの方が希望している異動が叶いやすい、というのは本当だと思います。
それにやっぱり、一人暮らしの方が気楽ですよね。
たぶん、私や夫が嫌われたのじゃないと思う。
いえ、嫌われたかも。
嫌われるまではいかなくても、面白味はなかったかも。
不便を差し引いて残る魅力はなかったでしょうね。
半年ちょっと、私たちは面白かったです。
長男を好きになってくれた人と、こんなに近くで一緒にいられて、本当に嬉しかった。
でも、遠くではないのでまだまだ会えます。
空っぽの部屋に、もぉ、くらいしか言えませんでした。
長男が出て行き、お嫁さんが出て行き。
空っぽの部屋が、何もわるくないのに、なんかごめん、と言っているようで、私の方こそごめん、と思いました。