生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

自分のこと見放さない

f:id:kannpai:20210420185147j:plainアンカーのランです。


ビルの清掃をして下さっている女性が、ポンコツや、とご自分のことを言われてました。

昨日の朝でした。


お手洗いで、大きな鏡の前で、とても大きな声で。


耳が遠くなられているそうです。
おそらく70代。


かがむと腰が痛い。
でも、来て、言うてもろてるから有り難いことよ。
家におっても寝てるだけ。すぐあかんようなるわ。


小柄な方だから大きな鏡の高い所まで拭くのは大変だと思う。脚立かな。
我が家の鏡と違っていつもピカピカです。


両手に大きなゴミ袋2つと掃除道具を持って歩かれていることも。
こたえるだろうな。


もっと話したいけど、とても大きな声の会話になるのでいつも少しだけです。


みんなが来る前に掃除したいから、毎朝5時半に来てる。


5時半?すごいですね。


でも守衛さんがすぐ開けてくれへん時は10分くらいじっと待ってる。
暗い時分は落ち葉はいたりもでけへんねん。



ポンコツ、なんて。


私の方がポンコツじゃないかな。


でも、ポンコツってなんだか、それでも自分っていいヤツや、見放せへんよ、って言ってるみたい。


今朝、電車の中で急にそう思いました。