自分のこと見放さない
アンカーのランです。
ビルの清掃をして下さっている女性が、ポンコツや、とご自分のことを言われてました。
昨日の朝でした。
お手洗いで、大きな鏡の前で、とても大きな声で。
耳が遠くなられているそうです。
おそらく70代。
かがむと腰が痛い。
でも、来て、言うてもろてるから有り難いことよ。
家におっても寝てるだけ。すぐあかんようなるわ。
小柄な方だから大きな鏡の高い所まで拭くのは大変だと思う。脚立かな。
我が家の鏡と違っていつもピカピカです。
両手に大きなゴミ袋2つと掃除道具を持って歩かれていることも。
こたえるだろうな。
もっと話したいけど、とても大きな声の会話になるのでいつも少しだけです。
みんなが来る前に掃除したいから、毎朝5時半に来てる。
5時半?すごいですね。
でも守衛さんがすぐ開けてくれへん時は10分くらいじっと待ってる。
暗い時分は落ち葉はいたりもでけへんねん。
ポンコツ、なんて。
私の方がポンコツじゃないかな。
でも、ポンコツってなんだか、それでも自分っていいヤツや、見放せへんよ、って言ってるみたい。
今朝、電車の中で急にそう思いました。