もうさ 御堂筋 おまえに…とかそういうの どうでもいいんだよオレ
アンカーのランです。
かなり疲れた一日でした。
精一杯しているのに、もう少し早くして下さい、と言われたことよりも、私の方はこれで精一杯です、と言えなかったことが残念で。
混んでいることは別の問題だと思いました。
まあいいです。
今日もマンガ「弱虫ペダル」の魅力を、セリフを中心にお伝えしたいと思います。
今回は第17巻より引用させて頂いています。
なので以下ネバレ多くあります。
坂道くんが引いて先頭まで追いついた後です。
まだ山岳部ですが、スプリンターの田所先輩も鳴子くんもチームを引きます。
ゴールまで4km、最後の勝負に今泉くんと金城先輩が前に出ました。
そして、スピードの出ている下りで、今泉くんは京都伏見の御堂筋くんにハンドルをわざと当てられます。
バランスを崩し、このままではガードレールにぶつかる。
また あいつか
御堂筋
何回やられりゃ 気がすむんだろうな
オレ
せっかく金城さんが
…
オレの心をひろってくれたのに
そして、金城先輩に掛けられた言葉がよみがえったのです。
少し前、御堂筋くんに抜かれて、あいつより格下だってわかった今もう走る理由はない、と足を止めた時でした。
このジャージは
6枚が揃って完成形だ
…
揃っているということが 1つの力なんだ
…
それに
…
この先 小野田が合流した時
1枚欠けているとあいつもガッカリする
…
6人で完成形ということは
カベをのり越える作業は
1人でやらなくていいということだ
ここで確実に成長を見せる今泉くんです。
実はちょっとメンタル弱めだったのですね。
そうだよ オレはさ…
こんなところでくたばってるワケにゃいかねーんだよ
エースとアシストってヤツはさ
チーム全員の意志を背負って飛び出してんだ
みんなの力をもらって
走ってんだよ‼
わざとガードレールにぶつかり、体勢を立て直した今泉くん。
もうさ 御堂筋
おまえに…とかそういうの
どうでもいいんだよ オレ
チームがいなきゃここまで来れてねーんだオレ
だからよ
ゴール前で最ッ高の仕事すんだよ
オレは‼
そしてゴール前1200mまで、箱根学園と京都伏見とに並び、エースの金城先輩を引くのです。
夏が人を成長させるなら。
この季節が人を前に進めるなら、暑さなんて全然なんともないです。