生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

人間関係はいつも良好

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今朝、電車の中で急に思い立って、自分の長所を考えてみました。


子育て中には本や色々なところで、子どものいいところを褒めてあげよう、というアドバイスに触れました。


わが子のことはよく知っているつもりでも、改めて思いめぐらし、それなのに私はまたこんなことで怒って、と後悔ばかり。


子どもは育てたように育つ、という言葉にも出会いましたが、うちの場合は母親に邪魔ばかりされてるのに勝手に育ってくれてる、そんな感じでした。


話は戻ります。自分の長所です。


一年以上前ですが、職場で、自分のアピールを400字くらいで、という課題がありました。


①我慢強い。


他には出てこない。


400字も書けるわけないです。


でも書かないといけないし、文章を書くのは苦ではないので、400字を埋めました。確か400字ピッタリでした。


②今までに人間関係が原因で職場を辞めたことはありません。


長所ではないと自分ではわかっていましたが、書きました。


まるで、人柄が良く、誰とでも仲良くできて人間関係はいつも良好、みたいです。


本当に良好です。相手に合わせるのだから。


正規、パート、アルバイト、会計年度任用職員などの雇用形態で、いくつもの職場にお世話になりました。


たぶんどこでも、そんなにわるくは言われてないんじゃないかな。
せいぜい、よくわからん人やったな、とか。


それはそうでしょう。
自分でもよくわからなかったのだから。


まだこれで長所は二つです。

ズルいのは嫌だから

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父の代わりを生きようと思ったら少し力が湧いてきました。


自分ながらよく気付けたと嬉しくなります。


そして実はその少し前から感じていることがあります。


私は結構ズルいってことです。


こんなに長く生きてきてようやくわかったのか。


一瞬そう思ったけどそうじゃなくて。
父の力かもしれません。


自分のことで精一杯だから、って何十年言い訳してるの?


自分というものがなくて、とにかく嫌われないようにと不安に過ごして来たから、仕方がなかった?


それにしてもやっぱりズルいのです。


みんなが誰かの悪口を言ってる。
私のことじゃなくてよかった。


それだけ?
こんなに長く生きている大人なのに?


昔、私は正義の味方でした。


自分が満たされて余裕があったからではなく、正しいことをしないといけない、が一番だったからですが。


でも今は、しないといけないんじゃなくて、父みたいにカッコいい大人になりたい、と心から思う。


本当は深い傷を負っていて安心感もなくてエネルギーもなかった。
でも、いつも笑顔で相手を助けようとした大人だった。


しんどくても大人の役割です。
放棄したくない。

400記事まで来ました

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お陰さまで400記事を達成できました。


読者の方がいなければここまで書き続けられませんでした。

本当にありがとうございます。


読んで下さっていると思うと、できるだけ前向きに、あんまり嫌われないように、という意識はどうしても働きました。


でもやっぱり、正直な気持ちを綴っていこうと思います。


助けて。もう全部やめたい。疲れ果てた。そんな思いに支配されないように、とにかく動く、話す、書く。


冷たい雨は降るし、不運なんて重なるし、辻褄は合わないし。


でも、風は吹くし、夜は明けるし、花は咲くし。
人には「忘れる」っていう最強の武器もある。


辻褄を合わせてやる、と底力が出る可能性もあります。


誰かの役に立ちたい、っていうのは諦めていません。


大揺れもジタバタもそのまま文字になってしまうと思います。


まだまだ感謝の日々を送れそうにはないですし、なかなか明るい文面にもできないですが、これからもどうぞよろしくお願い致します。

大貫さんの中華そば

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昨日、長男が買ってくれた大貫さんの中華そばを食べました。


その前の日に届いたのですが、次男が卒業式で帰って来なくて、長男は次男とも一緒に食べたいようで一日待ったのです。


とても美味しかった。
炒飯も。



1912年創業、現存する日本最古の中華そば、とのこと。


鶏ガラと豚骨で仕込む奥行きあるスープに、もっちりとした自家製たまご麺。


お店は兵庫県尼崎市にあるそうです。


長男が職場の先輩に教えてもらってネットで注文してくれました。
そして作ってくれました。


4人前のラーメン作るって大変やな。


大鍋に湯を沸かし、一度に全部の麺を茹でるのは無理なので、茹で上がれば取り出して次の麺を投入。


タイマーで3分を計りながらの繰り返しです。


なぜか最近トングが見当たりません。
夫が、ボク間違えて捨てたんかなぁ、と言います。


焼豚をフライパンで温めるのは夫がしてくれたのかもしれません。


その横ではスープの入った袋がお鍋の熱湯に浸かっています。


オマケの替え玉は、とりあえずまだ茹でないことに意見がまとまりました。


出来たやつから食べてー、麺伸びるから、と長男。



美味しいーっ。


何味かわからんけど美味いな。


長男も次男もラーメンは好きで色々食べに行き、味についてよく語っていますが、これは語れないらしい。


朝帰りの次男とお昼前に出て行く長男が、時間を共有できた僅かなひとときでした。


このラーメンがなかったら、二人はこの日もすれ違いで別々に過ごしただろうな。


それでも楽しかったらいいのだけど。

春の雨の中、次男はまた

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今朝、次男は上機嫌で帰宅しました。


昨日は大学の卒業式で、その後遊びに行き、昨晩は友だちの家に泊まったとのこと。


約2年お世話になった元バイト先のコンビニにも行って、店長さんにお礼を言い、謝ったそうです。
自分が出来ていなかったことを。


何をちゃんとしていなかったのか、詳しくは聞きませんでしたが。


ゼミのみんなで撮った写真も気前良く見せてくれました。


次男が断トツで嬉しそうに写っています。ように見えます。


入社前に一度してみたくて金髪になっていましたが、もうすでに黒髪に戻っていて、この間買った紺色のスーツを着ている次男。


サラリーマンみたいやろ?


営業職が希望です。


うまくいけばいいね。厳しいと思うけど。


万が一うまくいかなくても、もうこの家には帰って来ないでしょう。


何とかやっていってくれるはずです。



私に部屋ができます。
リビングの端っこで寝るのもおしまい。


本棚とクローゼットの中身が残っていたら全部出して、私の物を入れよう。カーテンも替えよう。


レンガ模様の派手な壁紙をどうするかが問題です。



外は結構な雨ですが、次男はさっきライヴだとかで出掛けました。そして外泊の予定。


関東に住むとなかなか会えなくなる友だちと、最近よく会っているようです。

たどり着いた1つの答え

f:id:kannpai:20210320182505j:plainアンカーのランです。


今朝は次男が卒業式に出掛ける前に、三脚を立ててタイマーで家族写真を撮りました。


4人揃っての写真は久々です。

次男の方から言ってくれました。


最後じゃないよね?と笑うと、次男も、うん、と笑顔で。



どう生きていったらいいのか定まらなくて、後悔しかできなくて、そしてたどり着いた1つの答えがあります。


父はいつも笑顔で、明るく人に声を掛ける人でした。


相手の人も笑顔になり、思わず言葉が出て、元気になったでしょう。


向き合うのは辛いけど、思いついたのです。


父の代わりを生きよう、と。


どうしても罪悪感を軽くすることはできないので、父の人生だと思えば大事に思って歩けるんじゃないか。


父みたいに人に笑顔を向けて、明るく話しかけて、人を元気にする生き方。


自分のエネルギーを貯めてからじゃなくて、なんとかして先に人に元気をあげる。そして少しエネルギーをもらうんです。


ガンバる生き方をもう少しだけ。



父の生い立ちはとても厳しいものだったと思います。


その後も、結局は父の望むような家庭をもてなかったのかも。


父が本当はかなり繊細で、いつも自分のことより相手の気持ちを考える人だと思い知らされたのは、ここ数年のことです。


優しい父が昔から大好きだったけど、近くに住んでいないことと、他にも事情があって、あまり話ができなかった。


もう心の中で会話するしかないです。


だけど話し好きの父だから、いつまでも付き合ってくれそう。


もう少しがんばります。

色なんていくらでも

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先週金曜日、夕方からの仕事を辞めたいことを伝えたつもりでした。


すると、どうしても人が足りない時にはまた連絡してもいいですか?と不意に聞かれて、はい、と。


やっと伝えられたのに。
情けないです。


仕事をもらえるのは有り難いことなんだから、と元の自分が弱々しく言ってきます。


でも、どうしてもしんどいことはやっぱり辞めることにする。


そして、やりたいことを探すんです。


早くしないと。


とろとろしていたら春の悲しさに捕まります。


春、桜、3月、4月。
後悔と悲しみに繋がるものがいっぱい。


一年前の出来事はまだまだ全然受け入れられなくて、とにかく早く3月4月を過ごし切りたいのです。



今日も袴姿の女性をたくさん見ました。

明日は次男が卒業式とのこと。


お店に並んだケーキもお菓子も桜色。
おめでとう、がいっぱいです。


私にはもう一生馴染めない色になってしまったけど、色なんていくらでもあるから大丈夫。


悲しくない色を、探すつもりです。