生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

でもあなたを応援しています

f:id:kannpai:20210623182456j:plainアンカーのランです。


普通に、ご希望に添うことができませんでした、でいいのになと思いました。


もうあなた程の年齢の人は世の中に求められていないんですよ、と言われている気がしました。


3つ目の書類選考落ちの通知のことです。


時々落ち込んでは、なんで落ち込んでるんやったっけ、と一瞬考えて思い出す文章。


履歴書は返却しません、とは書かれていなかったのに、返却もないです。



それなのに私ってどうして諦めないんだろう。



それはたぶん悔しいから。


悔しさがあるのは、少し元気だということですけどね。


50代といえば、人の上に立ち、あるいは人を選び、もしかしたら人事部で採用に関わっている人もいるかもしれません。


私だったら、ここを希望して応募してくれた、と感謝し、残念ながらご希望には添えない、でもあなたを応援している、そんな気持ちを込めて連絡しますよ。


そんなことを思って数日過ぎて、昨日のことです。



帰宅すると珍しく家の電話に留守電が入っていて、かけてみると、やっぱり以前お世話になった職場の方でした。


年賀状に書いていた電話番号を見て下さったのでしょう。


転勤先でもまた管理職となられ、人が足りなくなった部署があって、私のことを思い出して下さったと。


残念ながら曜日が合わなくてお受けできませんでしたが、本当に、跳び上がるほど嬉しかった。



それなのに、嬉しかったのに、今朝方、怖い夢を見て目覚めました。


見覚えのない新しい職場で、次々と怖い事が起きていました。


電話をくれた人と、諦めませんよ、と前に言ってくれた人もいて、私は、違うんです、と何か必死の様子でした。


自分に特別優しくしてくれる人にまで、無意識のレベルではおびえているなんて。


世話の焼けるヤツ。


大丈夫、大丈夫、と呪文のように言い続けてあげないといけないのです。


そうしたら、いつかやっと納得するらしい。


本当に世話の焼けるヤツ。

ごみ袋をじっと見ていたあのカラス

f:id:kannpai:20210622193112j:plainアンカーのランです。


今日は仕事上でまた自信をなくし、体調不良もあって、自分なんて必要ないんじゃないかと思い始めたのですが。


でも一昨年やその前のことを思うとすぐに浮かび上がって、ニャンコとワン吉に会いたい、と考え出すともうホッとしていました。


きっと今も私の帰りを待ってくれてる。
それだけで十分私は幸せだった。



少し前の雨の日、職場を出て駐車場を横切っていると、一羽のカラスがいました。


あれから何度もその光景を思い出すのです。


ゴミが入っていそうな黒い大きなゴミ袋が置いてあって、カラスはそれをじっと見ていました。動かずに。



人間には赤・緑・青の3原色しか見えませんが、実はカラスには紫外線と合わせて4原色が見えるそうです。


要するに、目がいい。
そして学習能力がある。


なので、ごみ袋があれば何でもかんでも荒らしているのではなくて、中を見て、おー、残飯あるやんか、と確信の上でつついているようなのです。


そこで、荒らされないためには本当は黒いゴミ袋が一番いいのですが、分別回収の理由でそれが出来ないので、紫外線をカットして少しでもカラスに見えにくくする。


その、紫外線カットの特殊な顔料が、人間には黄色に見えている、らしいです。


人間には中身が見えて、カラスには見えない黄色いゴミ袋。


かなりの効果があるそうです。


知りませんでした。
注意を意味する黄色かと思ってた。



カラスは、人間にとってはワルいこともするけど、小さな動物の天敵でもあるけど、でも生きるために必死なだけなんですよね。


それはカラスに限りませんが。


進化論も生態系のこともよく知りませんが、カラスはもう人間の近くに住むことに決めて、それに適した進化をしていくつもりでしょうか。


オレかってほんまは小さい生き物とか狙いたないねん。
だから人間が捨ててる残飯もらおうと思てるねん。
鼻もっと利いたらなぁ…。


あの時のカラス、そう思っていたのかもしれません。

おまえが一番文句言え!!

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今日は夏至
これ以上日が短くならない、私の一番好きな冬至まで、あと半年あります。


スタートの日まであと半年もゆっくりできる、と思えばいいのです。



鬼滅の刃」でマンガという文化の深さを初めて知り感動した50代のおばさんが、今度は「弱虫ペダル」にはまりました。

その魅力を、セリフを中心に今日も少しお伝えしたいと思います。


作者は渡辺航さん。
今回は第2巻より引用させて頂いています。
なので以下、ネタバレ多くあります。





大阪から千葉に引っ越して来た鳴子くん。真っ赤なスポーツバイクで秋葉原を訪れ、弟のためにガンプラを探します。そこで坂道くんと。


同じ高校の自転車競技部に入る二人の出会いの場面です。


自転車をこよなく愛する鳴子くんは、大阪弁で坂道くんのママチャリを褒めるのです。


「にじみでてくんねん」
「相棒感いうやつや」

「こいつ手放すこと考えたことないやろ
おまえ」


そして、ヤクザ風の人が投げ捨てた煙草の吸い殻が、坂道くんのママチャリに当たった時、激しく怒る鳴子くんなのですが、坂道くんにも言います。


「おまえもおまえや」

「大事にしとるモンよごされて
『いいから』って何や」

「よくないやろ
おまえが一番文句言え!!」



ヤクザさん相手に怒りをあらわにする鳴子くん。


自由に自分の頭で考え、葛藤し、どんどん自分を確かなものにしてきた、そんな少年の真っすぐな表現です。


自由に、というところがポイント。


大人が余計なことをしなければ、子どもは必要な悩みと葛藤に心を使い、自信をつけながら成長するんですよ。


私にはそう聞こえる物語…。

ボクはモヤシで十分だ

f:id:kannpai:20210620183958j:plainアンカーのランです。


弱虫ペダル」のアニメ1巡目を観終わったので、マンガをゆっくり楽しんでいました。


作者の渡辺航さんの想いが込もった選び抜かれたセリフ。とてもいいです。


アニメだと覚えていられなかったり、何文字か聞き取れなかったりしますが、マンガだと安心。



鬼滅の刃」でマンガという文化の深さを初めて知り感動した50代のおばさんが、今度は「弱虫ペダル」にはまりました。

その魅力を、セリフを中心に少しお伝えしたいと思います。


作者は渡辺航さん。
今日は第1巻より引用させて頂いています。
なので以下、ネタバレ多くあります。





高校入学後、アニメ研究部の部員を集めるためにチラシを貼った坂道くんを、体育教師が見つけた場面。


もうその直後に読者の中に坂道くんの応援団ができたはず。
私ももちろん即入団でした。


坂道くんの説明を尊重して聞こうしない威圧的な体育教師。暴力と言いたい放題。チラシも破る。


「男なら足で集めろ!!」

「覇気が足りんぞ覇気が!!
友達は声かけて作るもんだ!!」

「そんなんじゃいつまでたっても
そんなモヤシのままだぞ!!」



そこで坂道くんの心の叫びがこれです。


「キライだ
運動できるヤツはキライだ」

「モヤシじゃいけないのか
ボクはモヤシで十分だ

覇気がなくて悪いのか
ボクは最初から声が小さいんだ

運動できないヤツをバカにして

大きい声で威圧して力でねじふせて

いつだって自分が正しいと思いこんでる!!

バカにするな
バカにするな

バカにするな!!」



もうほんとに胸が熱くなりました。
共感でしょうか。何でしょうか。


その前に、自転車に乗った坂道くんが柔道部のランニングの勢いに驚く場面もあります。


「あーびっくりした」

「運動部は乱暴だよなー…

声大きいんだよー
びっくりするんだよ…

あーまだドキドキする…

運動部にだけは誘われても入らないと思う」



ガンバれ。誘われても断って。
そのままでいいよ。好きなことしてね。


わが子には思えたでしょうか。


男の子だからたくましくなってほしいな、スポーツしてほしいな。
そんなバカな母じゃなかった?
思い出したくないです。


読みながらずっと、自分の子育ての後悔をダメ押しされるわけです。


でももう今となってはそんなこと忘れかけていて、自分も一緒に成長しているんじゃないかと勘違いするほど。


そんな清々しい物語です。

折れない心って?逆境を乗り越えるって?

f:id:kannpai:20210619103338j:plainアンカーのランです。


油断していたら、日の出が一番早い日はもう過ぎていました。


でも、日の入りの一番遅い日はまだ来週のようです。


エネルギーがあふれ出すこの季節。
もっとゆっくり進んでほしいです。



今日も『「鬼滅の刃」で心理分析できる本』(著者:清田予紀さん)から少し。
引用もさせて頂きました。


以下、ネタバレあります。





清田予紀さんが最後に書かれていたのは「レジリエンス」でした。


鬼殺隊の隊員や彼らを支えた人たちが、「最後まで挫けることなく目的を達成することができたのは、それぞれが持つレジリエンスの賜物だったのでは」と。


レジリエンスとは、折れない心、逆境を乗り越える力、という意味」。


ストレスの多いこの社会を生きるためには、このレジリエンス力が高い方がいいのですね。


レジリエンス力のある人には共通点があるそうです。


「①感情をコントロールできる
炭治郎は危機に陥った時も『落ち着け 感情的になるな』と自分をコントロールしていました。」


「②未来を楽観できる
悲観ばかりしていた善逸が未来に希望を持てるようになったのは『禰豆子ちゃんは俺の未来の妻』」という思いでしょうか。


「③自尊感情がある(自分の力を過小評価しない)
炭治郎は『頑張れ! 頑張ることしかできないんだから 俺は昔から』と、自分の長所に光を当て」ました。


「④自己効力感を持てる(自分ならできるという自信、モチベーション)」
炭治郎は経験から実感していたようです。若いのにすごい。


「⑤まわりの人と一緒に生きていける(周囲からの支援が受けられる) 
炭治郎も善逸も伊之助も、そして鬼殺隊のみんなも、一緒に戦えて、時には大いにグチを言い合い、笑い合える友がそばにいたからこそ最後まで粘り強く頑張れたのでしょう。」



ところで疑問が湧いてきました。


折れない心って?
逆境を乗り越えるって?


どのくらいが折れたというのでしょう。
折れた、と感じるかどうか?


逆境もそう。
逆境と捉えるかどうか?


どうなれば乗り越えたというの?
乗り越えた後で、やっぱり逆境だったのか、とわかることも?


心が折れたままでも、乗り越えなくても、そのままで生きていく、っていうのもありますよね?



理屈っぽいなと思いながら書いていて、わかりました。


①も②も③も④も⑤も持っていなくても大丈夫です、生きていけるよ、と私は誰かに言いたかったみたいです。

スポーツ何かやってはる?

f:id:kannpai:20210618191814j:plainアンカーのランです。


今日は仕事が休みで、朝からネットで仕事を探したりもしましたが、基本的にはぼんやり過ごしていました。


お昼過ぎの家具屋さんからの電話で、ようやくスイッチが入った感じです。


明日9時から11時くらいに伺います、とのこと。


1ヶ月以上前に買った夫の机です。
もうテレワークも終わったけど。


買ってから製作に入られることを知らずに決めました。
でも、何でもいい、と言っていた夫が気に入った机なのでよかったのです。


身体が動き始めると頭もポジティブになり、髪を切りに行くことに。


何年もずっと同じ美容室。子どもたちもよくお世話になりました。
美容師さん同士の声掛けが気持ち良くて、それに何より安くて速いのです。


たぶん以前も切ってくれた人が担当になり、鏡を見てぼーっとしている私に次々と話をしてくれます。


コロナ対策で損しているのは私たち中間層だけ。上流階級の人たちは全然何ともないんでしょ。


そうか。私のことも中間層の仲間に入れてくれているのか。カット代千円台だけど。


ビットコインを1コインでも持っていたら、え?私は上流階級ギリギリ入ってるけど?とか思ってたりして。


色々制限されても、収入さえ減らんかったらいいねん。


そうですよね。収入ですよね。


水分補給の話から、スポーツの話になっていました。


私、スポーツクラブ行ってるから。
昔はエアロビクス。マラソンもしてた。フラダンスとかも。


フラダンスって優しい音楽やけど、普通あんまり使えへん筋肉使うしキツイよ。


ヨガをずっとやってる。あと10才若かったらヨガの先生なりたかったわ。副業はいや。本業で。


ヨガの話が続きます。
鏡を見ながら、めっちゃ短くなってない?と思っていました。


でも大丈夫です。
どんどんスイてくれて、とてもさっぱりしたので。それに楽しかったので。


スポーツ何かやってはる?


もうすぐ自転車を、なんてまさか言えない。


ずーっとやりたいと思ってたんですけどね。


ほんとに、ずっと何かしたかったのです。
明日も自転車を見に行こうかなと思っています。

弱虫ペダル3巡目を観終わっても

f:id:kannpai:20210617182222j:plainアンカーのランです。


昨夜も長男と一緒に「弱虫ペダル」2巡目を観ました。


でも今夜はどうしようか。


LINEがあって、今日は彼女と夕飯、そのまま泊まる、と。


それはよくあることですが、夕飯を食べながらニュースを観て話して、弱虫ペダルで締めるのが最近の楽しみ。


夫となら通じ合わないことがあるから嫌なのです。


弱虫ペダルはあまり観ていないのもあるけど、たぶんこういうのには熱中できない人。


今、じっと観るとこ。

今、黙るとこ。

これ、すごいシーン。

もう飽きた?


次男の部屋が私のものになりましたが、テレビまではありません。


さて、今夜はどうしよう。



もう2年以上経ちます。



本当は就職と同時かその前に結婚しようと話していた二人でした。


最初は、そんな話は卒論が終わってからにしようか、とスルー。


次は、就職して少し先が見通せてからの方がいいんじゃないか、と。


不満ながらも聞き入れてくれた二人でした。


ここまででもとても有り難い、そして私たちが口出しして申し訳なかったという思いはあります。


何があっても二人で力を合わせてやって行ってくれるに違いないのに。


そして昨春の父のことがあり、私はほぼ家事ができず、笑うことも少なくなって、彼女と会う元気をなくしていました。


彼女も交えて一緒にご飯を食べるのはとても楽しかったのに。



会社にも遠い、ご飯も作れない母がいるこんな家から、長男は早く出たいと思っているんじゃないのかな。


次男が先に出てしまったから出にくくなったのかもしれません。


子育てについて後悔の大きい母に、最後に会話の時間をくれているようにも思います。



二人の通勤に便利な所で一緒に暮らしたら?


弱虫ペダル3巡目を観終わっても、たぶん私からは言えないでしょう。


鬼滅の刃の続編が始まって、弱虫ペダルの続編放映が決まって、それを一緒に観ながら、勢いで言えるかな、それとも言われるかな。


どっちでもいいです。
幸せになってもらわないと。