生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

折れない心って?逆境を乗り越えるって?

f:id:kannpai:20210619103338j:plainアンカーのランです。


油断していたら、日の出が一番早い日はもう過ぎていました。


でも、日の入りの一番遅い日はまだ来週のようです。


エネルギーがあふれ出すこの季節。
もっとゆっくり進んでほしいです。



今日も『「鬼滅の刃」で心理分析できる本』(著者:清田予紀さん)から少し。
引用もさせて頂きました。


以下、ネタバレあります。





清田予紀さんが最後に書かれていたのは「レジリエンス」でした。


鬼殺隊の隊員や彼らを支えた人たちが、「最後まで挫けることなく目的を達成することができたのは、それぞれが持つレジリエンスの賜物だったのでは」と。


レジリエンスとは、折れない心、逆境を乗り越える力、という意味」。


ストレスの多いこの社会を生きるためには、このレジリエンス力が高い方がいいのですね。


レジリエンス力のある人には共通点があるそうです。


「①感情をコントロールできる
炭治郎は危機に陥った時も『落ち着け 感情的になるな』と自分をコントロールしていました。」


「②未来を楽観できる
悲観ばかりしていた善逸が未来に希望を持てるようになったのは『禰豆子ちゃんは俺の未来の妻』」という思いでしょうか。


「③自尊感情がある(自分の力を過小評価しない)
炭治郎は『頑張れ! 頑張ることしかできないんだから 俺は昔から』と、自分の長所に光を当て」ました。


「④自己効力感を持てる(自分ならできるという自信、モチベーション)」
炭治郎は経験から実感していたようです。若いのにすごい。


「⑤まわりの人と一緒に生きていける(周囲からの支援が受けられる) 
炭治郎も善逸も伊之助も、そして鬼殺隊のみんなも、一緒に戦えて、時には大いにグチを言い合い、笑い合える友がそばにいたからこそ最後まで粘り強く頑張れたのでしょう。」



ところで疑問が湧いてきました。


折れない心って?
逆境を乗り越えるって?


どのくらいが折れたというのでしょう。
折れた、と感じるかどうか?


逆境もそう。
逆境と捉えるかどうか?


どうなれば乗り越えたというの?
乗り越えた後で、やっぱり逆境だったのか、とわかることも?


心が折れたままでも、乗り越えなくても、そのままで生きていく、っていうのもありますよね?



理屈っぽいなと思いながら書いていて、わかりました。


①も②も③も④も⑤も持っていなくても大丈夫です、生きていけるよ、と私は誰かに言いたかったみたいです。