生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

友だちが逃げ道も作ってくれて

f:id:kannpai:20200822203630j:plainお昼に家族でラーメンを食べに行った。

メルカリで買ったブラウスが直前に届いたので、それを着て。


人気店のようで、お店の人が順番に呼びに来てくれるまで、車内で30分くらい待った。


なぜかこの頃、子どもたちも一緒に行動してくれる。


この家族で過ごすのも来春までだから、それで最後にできるだけ、と思ってくれてるのかな。


父のことがなければ、子どもたちが家を出るのはとても大きな出来事で、毎日寂しくて仕方なかったかもしれない。

でも、寂しさはボンヤリとしかない。



そういえば昨日、友だちに話していた。

人生は一回だし、この土地に未練もないし、やりたいことが見つかったらどこにでも行きたい。
日本じゃなくても。


調子に乗った感もあるけれど、本心に近いと思う。


欲しいものも特にないから、これからもっとお金貯められると思うし。

そしたらそれ全部持って。

子どもたちはもう自立してくれるからね。


友だちの前で私はどんどん大きくなっていた。


こんなに長い間好きなこともなかった私が、お金だけ抱えてどこに行くんだろう。

この年齢で何ができるんだろう。


でも、どこかで自分の人生を生きないといけない。

出来ることや好きなことを見つけないといけない。



遠くに行かんといてよ。
寂しいから。


そう言ってくれた。


だから私は、どこにも行けずにずっとここにいるのでもいい。

友だちが寂しがるから。


逃げ道も作ってくれているから、私はとにかく楽に生きればいいんだと思う。