生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

3年以内にはたぶん辞めない

f:id:kannpai:20201005185726j:plainアンカーのランです。


次男が最近行き始めたアルバイト先での話です。


初日帰って来て話していたところによると、定年退職後に働いておられる方もいたそうです。


色々聞かれて、オレの肩とか手のひらとか触って、3年以内に人間関係で会社辞めるわ、って言われた。


私は、へぇー、そんなこと言われたん、と笑ったのですが、次男が気にしていないか少し心配でした。


おそらく尋ねられることに真面目に答え、経験談を真剣に聴いていた彼の、どこにそんな将来を感じ取られたのか。


挨拶もしっかりするし、部活で鍛えた体力と忍耐力もあるはずだし、真面目で優しいと思うのに。

会ったその日にそんなことを?


からかわれただけかもしれないですが、年下の人には特に、もう少し慎重に言葉をかけてほしいな、とは思いました。


来春から社会人になる若者です。

頼りなさそうで、何か言いたくなる、ということでしょうか。


相手がかなり年下でも、何か言われるんじゃないか、と常に自信がない私だから、普通に歳を重ねて堂々と生きている人の心情がわからないだけってこと?


たぶん、多くの人の歩く道は歩いて来なかった。でももうこんなに歩いて来たんです。


こっちの道だから見つけたものもきっとあるはず、とこの頃思えたりします。


そう考えると、どんな人も、自分が歩いた道しか本当はわからないんじゃないの?

わかっても、せいぜいその近くぐらいまでしか。


だから、わからないことを前提に、せめて、同じ時代を生きる人たちに、優しい言葉、温かい言葉を掛け合いたい。


そして、その定年退職後の方には、それでも、おかしいことはおかしいと教えてやってほしい。

だんだんそんな気持ちにもなっていました。