暖かくしよう
アンカーのランです。
親切な天気予報の続き。
私はコートをいくつも持っていないので迷わないですが、気温に合わせて微妙に服や持ち物を変える人が多いのでしょう。
服装や持ち物、洗濯の案内までしてくれる天気予報は、不思議でも何でもないのです。きっと。
快適に過ごすために必要だから。
同じ時間に同じような場所で生きていて、きっと会話もしているけれど、全然違うのです。
暑くても寒くても、どんな味でも、どんな話でも、そんなことはまぁどうでもいいかな、と日々を生きている人と。
自己責任だからと全部諦めている人と。
天気予報の番組で急に親切にされると、違う世界にお邪魔した感じがする人と。
全然違うけれど、笑顔でいなくちゃいけない、一緒だねと言わなくちゃいけない。
今日は冷たい雪が降っていました。
いつもなら大したことのない冷たさが、誰かの深い悩みの上に重なりませんように。
違う世界があったとしても、理解できれば行ったり来たりができます。
早くもっと元気になって、暖かくしよう、と声をかけたい。
傘を差し掛けたいです。
快適に過ごすことをよく知らない誰かに。