6年前のシャドーピッチング
アンカーのランです。
ちょうど6年前のことを思い出しました。
2月26日か27日だったと思います。
長男が大学受験の日でした。
帰って来て、今日面白い人おった、みたいに話してくれました。
休憩時間に、場所は聞いたけど忘れましたが、シャドーピッチングをしている人がいたんだそうです。
シャドーピッチングというのは、ピッチャーがボールを投げる動作のこと。ボールは使いません。
緊張をほぐすためか何か理由はわからないけれど、一人で続ける姿が結構目立ったそうなんですね。
それで、周りの多くの受験生が見ていたらしいですが、急にその人が長男に向けてシャドーピッチングをし始めた。
え?オレ?
実は長男はずっと野球をしていました。
知らん顔するのもわるいと思ったから、恥ずかしかったけど覚悟を決めて、その見えないボールを受けて投げ返した。
オーーッとどよめきが起こったらしいです。
長男は結局別の大学に行ったので、その人と会ったのは受験日の2日間だけだと思いますが、もしも同じ大学だったらその後二人は何度かは話をしただろうな。
今はどうされているのでしょう。
受験の日のキャッチボールのことを憶えてくれているかな。
もちろん他の人もですが、好きな道に進んで元気に過ごしてくれていたらいいな、と思います。