生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

6年前のシャドーピッチング

f:id:kannpai:20210226190956j:plainアンカーのランです。


ちょうど6年前のことを思い出しました。

2月26日か27日だったと思います。


長男が大学受験の日でした。


帰って来て、今日面白い人おった、みたいに話してくれました。


休憩時間に、場所は聞いたけど忘れましたが、シャドーピッチングをしている人がいたんだそうです。


シャドーピッチングというのは、ピッチャーがボールを投げる動作のこと。ボールは使いません。


緊張をほぐすためか何か理由はわからないけれど、一人で続ける姿が結構目立ったそうなんですね。


それで、周りの多くの受験生が見ていたらしいですが、急にその人が長男に向けてシャドーピッチングをし始めた。


え?オレ?


実は長男はずっと野球をしていました。


知らん顔するのもわるいと思ったから、恥ずかしかったけど覚悟を決めて、その見えないボールを受けて投げ返した。


オーーッとどよめきが起こったらしいです。


長男は結局別の大学に行ったので、その人と会ったのは受験日の2日間だけだと思いますが、もしも同じ大学だったらその後二人は何度かは話をしただろうな。


今はどうされているのでしょう。


受験の日のキャッチボールのことを憶えてくれているかな。


もちろん他の人もですが、好きな道に進んで元気に過ごしてくれていたらいいな、と思います。