アンカーのランです。
やっとノートパソコンが買えました。
来週届いたらブログもそれで書きます。
他の人のブログも大きな画面で読めるし、とても楽しみです。
「鬼滅の刃」でマンガという文化の深さを初めて知り感動した50代のおばさんが、今度は「弱虫ペダル」にはまりました。
その魅力を、セリフを中心に今日もお伝えします。
今回は第6巻より引用させて頂いています。
なので以下ネタバレ多くあります。
合宿2日目、細工された自転車で走る今泉くんと鳴子くんは、前日の遅れを挽回しようと、暑い中を休憩もせずに走り続けていました。
(今泉くん)
限界近いぞ
相当おまえバテてるな
(鳴子くん)
んじゃと ゴラァ
バテてへんわ
(今泉くん)
そろそろインターバル取れ
オレより先に
強がる今泉くんですが、自転車に携帯している飲み物のボトルを取りそこねてしまいます。
本当はボトルをしっかりと持つ力もない。
それを拾おうと自転車から降りると、もうすぐには立ち上がれない状態でした。
鳴子くんがそれに気づいてボトルを取ってあげます。
ほらよ
(それなのに今泉くん)
いらねェ…
先に行け
(鳴子くん)
何言うてんねん アホが
そこはアレや ありがとうやろが
意地張んのもたいがいにせいや
ワイらある意味 運命同じや
得意分野縛られて常識破りの1000km走破
3年に勝つとか言っとる場合やない!!
…
でも今泉くんは、強気の態度を変えません。
オレは おまえには負けない
…
1000kmがどうした
しかけがどうした
…
ギアが足りないなら 回転数とダンシングでカバーすればいい
距離が足りないなら朝でも夜でも走ればいい
オレは負けない
…
残り2日と半分で
全員必ず抜いてみせる!!
(鳴子くんのハッとする顔がいいです)
確かにな そーやな
暑さでまいっとったのはワイの方やったみたいやな
今泉くんが受け取らなかったボトルをポォンと投げ、自分で拾え、と。
…
つまらん情けかけて損するとこやったわ!! こんなスカシヤローに
(今泉くん)
フン それでいいのさ
そして二人は休憩を取らないまま、猛ダッシュ。先輩たちを追いかけて。
今泉くんの強気はもう極限状態で、それを保とうとしているんですね。
だから、ボトル拾ってくれてありがとう、一緒にガンバろう、なんて甘えが一瞬でも入ると保てなくなる。
鳴子くんにもちゃんと伝わっています。
だから、すぐに突き放したし、怒らない。
尊重しているのだと思う。
この人たちは一日でどれだけ成長するのでしょう。
すごいです。スポーツって。高校生って。
スポーツもしていないし、歳も取ってるし、できることは限られているけど、この人たちに見られても恥ずかしくない大人でいたいな。
見られることはないですが。