生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

見てるだけのヤツにがんばれ言われる筋合ねーよ‼

f:id:kannpai:20210727185442j:plainアンカーのランです。 

 

朝も夕方もずっと明るくて、セミが鳴いている。

こんな夏らしい時間がとても好きです。 

 

セミが鳴いているのになぜか静かな感じ。

人の声がしないからでしょう。

 

子どもたちが出掛ける準備をしていた夏の朝、日焼けして汗だくで帰って来た夕方。

 

そんな賑やかさは、もう遠い日々となりました。

 

 

今日もマンガ「弱虫ペダル」の魅力を、セリフを中心にお伝えしたいと思います。

 


今回は第12巻より引用させて頂いています。
なので以下ネタバレ多くあります。

 

 

 

インターハイ1日目の山岳争いの決着がつくと、残りはゴールです。

 

ゴールラインを破りに行くのはエース。

 

坂道くんが引いたチームから、金城先輩とアシストの今泉くんが前に出る。

 

スタートからもう60㎞以上走って来ています。ゴールまではあと4㎞。

 

残りの登り1㎞、峠を越えるとつづら折りの下り、そして最後は平坦。

 

トップを走る総北を箱根学園が追います。差は50メートル。

 

箱根学園の荒北くんは、目の前に敵がいる時の集中力がすごいのです。

 

ゴール前2500m、下りのカーブを激走しながら、沿道で応援する人にかみつくセリフがこれ。

 

 

ジャマなんだよ‼ ワーギャーさわぐなっつんだよ‼

 

ガンバレじゃねーよ

 

おめーががんばれ ボケナスが‼

 

傍観者が‼

 

オレはここまで1人で来た

 

たった1人の力で この大舞台まで登ってきたんだよ‼

 

見てるだけのヤツにがんばれ言われる筋合ねーよ‼

 

 

 

荒北くんは箱根学園のエース福富くんをゴール手前までアシストする役です。

 

ヤンキーの定義がよくわかりませんが、何も信じられなかった荒北くんは、福富くんとの出会いで、頑張った分だけ裏切られない自転車競技の世界に入ったのでした。

 

そして持ち前の運動神経と負けん気を活かすのです。

でも、認めているのは今でも福富くんのことと自転車だけ。

 

 

いいです、それで。

自分で確かめたものだけ信じればいいです。

その方が近道かも。