生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

賢二の言い分はもっともだなと思いました

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こんばんは。ランです。

 

昨日の続き。「きのう何食べた?」エピソード1で好きなセリフです。

 

 

 

(ゲイであることを職場にカミングアウトしていなくて、人には知られたくない史朗は、美容室のお客さんにまでしゃべっていた賢二に激怒)

「オレのスタンスを理解して行動できないなら、お前この部屋から出て行け。オレ本気だからな」

 

(賢二は悲しい表情)

「ごめん… ごめん… でも… でも、うちの店の店長は、お客さんに自分の奥さんや子どもの話をするよ。

なんでオレだけ、自分と一緒に住んでる人の話を誰にもしちゃいけないの」

 

(史朗、賢二の気持ちはよくわかったけど、賛成はできない)

 

(しばらくの間)

 

「さぁ夕飯作ろう… 今日はタケノコの…」

 

 

賢二の言い分はもっともだな、と思いました。

 

賢二が言葉にするまで、そんなふうには思いつかず、黙っていればいいのに、と。

 

でも、賢二にそう言われると本当にその通り。

 

誰にどう思われるかより、まずは自分がどう思うか、ですよね。

 

大事な自分の人生です。一緒に生きている人のことってとても大きい。

 

賢二を見ていると、子どものように素直で純粋な部分と、様々な葛藤を経験した深い大人の部分が共棲していて、いいな、と心から思うのでした。