生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

元気でいてくれたらいいと言ったけど間に合ったでしょうか


アンカーのランです。


母さんはオレが元気でいてくれたらそれでいいって思ってるんやろ。


数日前、次男が電話をくれた時に言っていました。


最近、会社で何かの評価?があったらしくて、報告の電話をくれたようです。


中身はあまり頭に入ってきませんでしたが、上司に「お前」と言われているようで、それだけが気になりました。
言いませんでしたが。


いくらよく面倒を見てもらっているとしても、息子がお前と呼ばれるのには抵抗があります。


考えてみると、自分の子どもじゃなくてもです。


夫に話すと、ボクの周りではないなぁ、と。


そんなこと聞いてない。いや聞いた。聞いたけどなんでそこで終わるの?オレの息子に、とか思えへんの?と心の中で思いました。


平和主義なんでしょうか。


「お前」呼ばわり一つで息子が置かれている環境をどんどんわるく想像してしまう私に対して、すぐに話は終わってしまう夫。


このくらい聞き逃したらいいか、一人だけのことかもしれないし、ととりあえずは忘れることにしました。


不安材料を見つけるのが本当に得意。自分でもあきれます。


ずっと運動部にいた子だから「これはおかしい」って気づく理不尽のレベルが高目じゃないだろうか。


頑張ることや我慢することが良いことだと、私は伝え過ぎてはいなかったか。


私がずっと大きな不安を抱えていたせいで、子どもたちの自己肯定感が育ちにくかったに違いない。


でも、それに気づいてから私はしつこく、大丈夫だから、元気でいるだけでいいから、と言ったのでした。



間に合ったでしょうか。



母さんは、オレが元気でいてくれたらそれでいいって思ってるんやろ。



それが本心ではなくて、自分はもっと頑張らないといけない、でも母を心配させるのもいけない、なんてまさか思っていないよね…。