生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

酢飯を作る配合は憶えていました

アンカーのランです。

 

今度子どもたちが帰って来た時には手料理をたくさん出したい、で終わってしまった連休でしたが、改めて考えると、あれ?あの子たち何が好きだった?とすぐに思い出せません。

 

ハンバーグ、餃子、チャーハン、八宝菜、豚汁、トンカツ、唐揚げ、手巻き寿司、炊き込みご飯、おでん、スパゲティミートソース、マカロニサラダ、ハヤシライス、カレーライス…

 

作ったものはそれくらいしか覚えていない。

しかもそれが子どもが好きだったかどうかは自信がない。

 

自分が料理をしていたことは遠い昔のようではっきりと思い浮かばないのです。

 

これ怖いじゃないですか。

戻るのでしょうか。

 

とは言っても、この連休、みんなの手前少しはキッチンに立つことがあり、それで助走がついて長男が戻る前日に「手巻き寿司」の用意はできたのでした。

 

何年ぶりでしょう。

 

酢飯を作る配合は憶えていました。

 

お水加減も偶然うまくいき、失敗せずです。

 

酢飯さえできれば具材は何とかなるので大丈夫。

 

卵焼き、きゅうり、煮穴子を棒状に。

あとは、茹でエビ、大葉、ブロッコリースプラウト、納豆。まぐろは適当なのがなくてハマチを買って来ました。

 

以前作っていたのもこんな感じじゃないかな。

 

長男もお嫁さんも美味しい美味しいと言ってどんどん食べてくれたので、手料理ほどではないですがなんとか作れて良かったです。

 

いよいよかな、ようやくだな、と思い始めてはいます。

一昔前ならみんなただ待っていた

アンカーのランです。

 

今日は仕事が休みで、元外勤先近くで知人とランチをしました。

 

知人が仕事を辞める話をしながらでしたが、アジアン料理店で二人が頼んだガパオライスは美味しかったし、そんなに沈んだ雰囲気にはならず。

よかったです。

 

実は以前からそんな流れになっていたので、もう新たな出発を応援するだけ。

 

50分ほど一緒に過ごし、知人の職場方向に歩いていると、なんとハローワークが。

 

私がこの間面接に落ちた話もしていたので知人に勧められて、今日も職探しをすることにしました。

 

今度は私も行くわ、と笑顔で見送られて。

 

もう言うてるうちに6月。半分来たよ。

 

そう言われるとそうです。

 

4月から新しい職場になりまだ始まったばかりの感覚でしたが、思えばこの1月からの4ケ月だけでも本当に色々ありました。

 

お正月明けに長男が内定をもらって転職が決まり、どさくさに紛れて?入籍、引っ越し、私自身は異動で職場も仕事も変わり、そしてお嫁さんがわが家に住むことになり…

 

もうこれは充分「半分」にしておきたいところ。

いえ、もう今年はこのくらいにして、です。

 

それなら、今年中に手に入れたかったものも早くなんとかしないと。

 

もう本当にこれが最後でいいと思えるような仕事を、年齢的にかなり厳しいですが、諦めないで探し続けるつもりです。

 

それにしても、今日行ったハローワークは待たされました。

 

一つ紹介状を作ってもらうためでしたが、そんなに混んではいなかった上に、あとから来た人が何人も先に呼ばれていたようで、ちょっとイライラ。

 

若い女性がスマホで動画を観ながら待っているのを見て、そうか、私がただ待っているだけだから長く感じるんだな、とこんなに遅れてスマホの意外な効用を知りました。

 

一昔前ならみんなただ待っていたのです。本や新聞を持っていなければ。

 

なので、あとどのくらい掛かりそうですか?とか、遅いなぁとか。

お嫁さんにもらったお花と、いつか自分で自分に買ってあげるお花と

アンカーのランです。

 

昨夜、長男を新幹線の駅まで送ってくれたお嫁さんが、カーネーションの入ったアレンジメントを抱えて帰って来ました。

 

何て言ったらいいんだろう、嬉しいとか、ありがとうとかしか出てこない。

 

でもやっぱり、儚さも感じているのですね。

 

こんな嬉しいことは続かない、きっと次はわるいことが起きるんだろうな、と。

 

渡さないといけないと思って買って来てくれたのかも、と考えてしまったり。

 

 

いつもいつも、調子に乗らないように、気を引き締めるように、と自分を戒めるクセがついています。

 

 

長男には、母の日に何ももらったことないわ、と言っていたこともあり、昨年、フェイシャルケアのチケットをもらいました。

 

次男と3人でLUSHに行った時、彼女のホワイトデーのプレゼントを選んでいた長男に冗談で言ってみたら買ってくれたのてす。

 

まだ使っていません。期限切れにならないうちに行かないと。

 

次男は何回かお花をくれたと思います。

 

 

でももうこれからはいよいよ期待なんかしません。

 

二人は遠くに行ってしまったし、お嫁さんもそのうち行ってしまうでしょうから。

 

お花は自分で買えばいいのです。好きなだけ。

 

育ててくれた人や運んでくれた人にも感謝しながら、大好きなバラやカーネーションを大好きな自分に、何本も買ってあげたらいいと思う。

 

もしかしたら、そのお花たちには儚さを感じないのかもしれません。

 

お嫁さんにもらったお花と、いつか自分で自分に買ってあげるお花と。

 

嬉しさは比べられないでしょうけれど。

 

戻りたいと思う日常の風景にお嫁さんがいてくれたらいいのに

アンカーのランです。

 

長い連休が終わり、先ほど長男も首都圏の家に戻って行きました。

 

ポツポツと仕事があり飛び石連休でしたが、やはりかなりの非日常でした。

 

楽しみにしていたけれど、非日常。

 

なので昨日あたり「戻りたいと思う日常がある幸せ」を思ったりしたのでしょう。

 

嬉しいけれど、非日常。

 

だって、23年以上必死にドタバタと泥臭く、でも何があってもいつも4人で一緒にやって来たのです。

 

そこに、まるで異次元から舞い降りたお姫様のような女性が。

 

長男は自分のお嫁さんなのでいいでしょうが、気を遣わないのは難しいです。夫も次男も私も。

 

長男が戻り、次男は一足先に戻り、残るのはお嫁さんと夫と私とワン吉とニャンコです。

 

早くこの状況が安心できる日常になるといいな。

 

お嫁さんとの暮らしは新鮮で嬉しいものですが、でもやっぱり早く長男のいる首都圏への異動が叶うといいなと思います。

 

そうなると、もうなかなか会えなくなるお嫁さん。

 

戻りたいと思う日常の風景にお嫁さんがいてくれたらいいのに。

 

でも、それには結構月日がいるのでしょうね。

 

でもいてくれたらどんなにいいだろうと思います。 

戻りたいと思う日常がある幸せ

アンカーのランです。

 

最近、友人の一人から、日常に戻りたい、という言葉を聞きました。


コロナ禍であることとは関係ない話です。


心当たりがありました。



家族のことで大きな心配事を抱きながら、食べ物の味もしない毎日を送ったり、昼も夜もわからないほど悲しみの中を過ごしたり。

そんな時。


それほど大きくなくても、全然知らない人と関わったり、全然馴染みのない場所に居たり。

そんな時。


もっと小さくてもです。
この間の面接は結局不採用となりましたが、その面接の帰り道にも。


いつもの場所に戻りたい。


早く家に帰りたい。


帰れば帰ったで夫に文句を言ったり、出来ていないことを数えたり、悲しみに暮れたりするわけですが。


それでも、日常に戻りたいのですね。 


そこがまだ一番安心できるからです。


一番緊張しない場所だからだと思います。


戻りたいと思う日常がある。


これってとても幸せなことだと、友人の言葉でしみじみ思ったのでした。

書けないことの葛藤。波の音を聴きながら。


アンカーのランです。


ブログを続けていると、とても迷う時があります。


本当は一番書きたいということが書けない。


いつか家族に読まれたら、子どもたちに読まれたら、と思うと書けないのです。



今日は、昨夜の長男との出来事が身体を押さえ付け、やっぱりもう全部だめだ、とよくある思考の一般化、でもやはり内心では少し期待していました。


そして、母にはわかる長男のいつもより優しい「おはよう」で動き始められました。


これから長男はずっと幸せでいてくれるのかな。


絶対幸せになるから、といつだったか約束してくれたよね。


それは母さんもです。


どんなに辛いことがあっても、どんなにダメな状態になっても、最後には、ほら、母さんはこんな風に立ち上がったよ。


そんなブログにするつもりなので、途中経過はひどくてもいいから何でも書けば、とも思うのですが。


全部は読んでもらえないだろうから、もしこれだけを見られたら、という心配もあります。


特定されて家族に迷惑が掛かったら、とかも。


日々を進めるために続けてきたブログですが、色んな制約を課してこられたということは、それだけの余裕は自分にあったということかもしれない。


それとも、日々を進めること以上に大切なことがあった、たぶんそれは家族を守ることでしょう、ブログを続けながらそれを改めて感じたようにも思います。


書けないことの葛藤。


波の音を聴きながら。


ブログに支えられて、でもブログにも書けなくて、波がだんだん静かになってくるのをただ待っています。

一週間よく頑張ってくれた夫


アンカーのランです。


仕事で気になことがあるとかで急に戻ることにした次男を、新幹線の駅に送りました。


見たことないくらい混んでるわ、とLINEが来ましたが、何とか座れたようです。


話し好きの次男が居てくれたお陰で、今回もどんなにみんなは笑ったでしょう。


兄弟が話すのを見るのも嬉しい時間でした。



一週間、夫はよく頑張って世話を焼いてくれました。


子ども二人とお嫁さん、ペットのことも。運転も手配もお金も。


結局料理だって夫にほとんどさせてしまいました。


長男はあと3日まだ居てくれるようです。


私たちのためにではなく、ここに住むお嫁さんのためにですが。



今日は朝から少し山の方へ。
帰り道にたまたま長男の通った高校の前を通ったので、長男も何度も食べに入ったというお店でお昼ご飯を。


そして午後は、次男が家を出るまでずっと、みんなで人生ゲームやトランプをしていました。


トランプは「大富豪」をしました。
ちょうどテーブルに出ていた人生ゲーム用のお札や約束手形を使って賭けるのが楽しくて、順番に親になって何度も。



本当は楽しいばかりではありませんでした。


心の内では残念なことも泣きたいことも色々と。


でもこれからも、わるいことが起きないようにとその都度考えていくしかありません。