生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

今は感謝できないけれど

みんな偉いなと思う。

家族にも、周りの人にも、出来事にも、自然にも、感謝している。

私は今はできないので、そのことでもっと沈んだりする。



私も感謝の気持ちでいっぱいになったことは何度もあった。


だから今を生きられている。


その時には、心が暖かくなり、心が柔らかくなり、たちまち生きられる力をもらえたのは確か。

今あまり思い出せないのが残念だけど。


相手に出来事に自然に出逢いに感謝するのは、味方されている感じがするから、じゃないかな。

味方してもらえる価値のある自分なんだ、自分は認めてもらえてるんだ、と自信になるからじゃないかな。


雲一つかかっていない雄大な富士山が新幹線から見えた時、応援されているような気がした。


隣の席に座った着物姿の上品な女性に、一緒にきれいな富士山を見た後、今日は良いことがありますよ、と言われたこともある。

まさか私と同じ気持ち?

その女性は、海外の人を招く時によく着物を着るんです、と。

東京駅に着くとホームに息子さんらしき立派な青年が待っていた。


素敵な人だったなぁ。

別れてから、あなたと出逢えたからもう良いことがありました、と心の中で思ったんだった。