また朝から失敗してしまう
今日は夜勤の日なので目が覚めてもゆっくりしていた。
いつもより早く起きていた長男に、昨日のワイシャツ洗ってないけど、今すぐ洗って乾燥しよか、何時に出る?と聞くと、他のでいいよ、と言う。
半袖シャツは、この間長男がユニクロで試しに買ったそのブルー1枚しかない。
昨年は夏もずっと長袖を着ていたので。
長袖なら、少なくとも1枚クローゼットにブルーのシャツがあったはず。
ホッとしていると、あれ?他のはどこにあんの?と聞こえた。
また始まった。
たぶんまたやってしまった。
長袖はいっぱいあるはずよね、クローゼットに本当にない?
クローゼットのブルーのワイシャツを見せると、これ3ヶ月くらい着てないの知ってるやろ?これ夏用違うから。またや、ほんまに、もうこういうの嫌やわ。
そういえば、ネクタイをしない時期はボタンダウンのシャツがいい、と言っていた。
急いで昨日の半袖を手洗いして脱水しながら、まだ洗えていない洗濯物の山からワイシャツを必死で探す。
もちろん、それをまた着てもらうわけではなく、私はそんなには溜め込んでないよ、と証明するために。
ごめん、ここにも2枚あった、という時もあったから、長男はどうせまたそうだと言わんばかり。
1枚だった。
昨日の夜帰って着て脱いだのとで2枚。
そのくらい洗えてないのはあり得ること。
ところで、なぜか私はブルーにとらわれて、白いシャツのことが飛んでいた。
別のところに白いワイシャツが何枚もあるのを見つけた長男が、ここにあった、なんでこんなとこに?と言って、きっとまだ怒ったまま出て行った。
就活中の次男が着るかもしれないと思って、私は白いシャツを移動させていたのだった。
今までにも何度も何度も、家族は嫌な気持ちのまま学校や会社に出掛けた。
私が原因で。
私の能力では、挽回することも償うことも絶対にできないのだろう。
いつかきっと、と願ってきたけれど。
どの時点で誰に助けてもらったらよかったのだろう、と思う。