毎朝同じサンドイッチを買う
毎朝、サンドイッチとコーヒーを買う。
同じのがあればいつもそれを。
なければ似たようなものを。
前の職場の時もそうだった。
何か食べたいものがないかとお店の中を回ったこともあったけれど、特になかったので
もう迷わずに同じ物にしている。
コンビニとパン屋さんはほぼ向かい合わせ。
どっちのも美味しいし、どっちでもいいし。
でも、ほんの少しの元気の差で、元気が足りなければコンビニに行く。
見られてる感がないのが楽だから、だと思う。
毎日同じものを買っている人だからって、
そんなこと全然興味がなさそうな若い店員さんだから。
お昼にはサンドイッチをささっと口に入れ、あとは近くに座る人たちの楽しいおしゃべりを聞いている。
その日のお弁当の中身や昨日の夕飯のこと、身体に良い食材、調理法、家族の好み、コンピニで見つけた美味しい物…
食べ物のことだけでも話は尽きない。
明るい家なんだろうなぁ。
私が毎日サンドイッチでも、何もいい情報を持っていなくても、わるく思われている感じがしない。
もうそれだけで有り難い。
この間は「お香」の話が出ていて、優しい
笑顔で私にも勧めてくれた。
へぇー、お香かぁ。
そのためには、部屋をもっと片付けて、床も一度きれいに拭いた方がいいな。
すっきりした清潔な部屋で「お香」を焚くのを想像してみる。
なんだか実現できそうな気がしてきた。
もしかしたらこういう事で、何かが変わっていくのだろうか。