生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

No.150 ただ静かに待っている

f:id:kannpai:20200716125020j:plain毎日時間刻みで、明るくなれたり孤独になったり、全部やめたいと思ったり。


やっぱり無理、と一日に何度も心の中でつぶやく、気持ちの安定しない日が続く。


ただただ、月日が過ぎるのを待っている。


父が急にいなくなって12週間になろうとしている。


やっぱり絶対無理だと思うと、きれいな色を想像してみる。

青い空、黄色いひまわり、ピンク色のバラ、オレンジジュース、抹茶アイス、華やかな傘、白い紫陽花、夕焼け…


この頃次男が作ってくれる美味しそうな食事を思い浮かべてみる。

ハンバーグ、餃子、八宝菜、スパゲティ。


苦手なのに、とにかく誰かと話してみる。

下手でもいいし、面白くなくてもいいし。

好かれても嫌われても、そんなこともうどうだっていい。


時を重ねるだけで、自然ときれいな色が見えるようになるだろうか。


それに賭けるしかなくて、早く過ぎて、と願いながらただ静かに待っている。