生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

気持ちいい優しい床の上で

f:id:kannpai:20200814230856j:plain今日も家族が一緒に出掛けてくれた。


車で30〜40分の所にある有名なお寺。


その近くの素敵なお店を直前に見つけたので、昼食をとってから向かう。


素晴らしい庭園もあるはず。


観光客の多い所なので、今まではなんとなく諦めていた。


数十年前に3回位行ったことがあるので、眺めはなんとなく見覚えがある。


すごい。
やっぱりきれい。

今日はかなり暑いけれど、庭園が見渡せるお堂の中は涼しくてエアコンなんて要らない。


こんな気持ちいい優しい床の上で、庭園を眺めながらぼーっと1日過ごしてみたいな。


子どもたちも囁き声になっている。

ここで昼寝したいな。
本読みたいな。猫と。

ええわ、ここ。


意外と人はいたけれど、みんなの思いは同じなのか、とても静か。


苔がとても大きな絨毯みたい。
緑と風の薫り。
お香の香りも少し。


充分満たされて、写真を撮るのを忘れそうだった。

 
お寺を出ると、奥に滝があることがわかり、長男と私だけが行くことに。


それがなんと私の思い描いていた森そのものだった。


暑いからか他には誰もいない。

結構な距離だったけれど、滝は涼しげで心地良かったし、軽やかなアブラゼミの鳴き声をずっと聴きながら歩けた。


今日は、暑くて美味しくて涼しくて、きれいで静かで、本当に盛りだくさんだったなぁ。

夕方からは仕事だったので疲れたけれど。

嬉しい有り難い一日だった。