生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

ファンタジーじゃない

f:id:kannpai:20200827180024j:plain暑いね、と毎日のように話し掛けられる。


暑いですね。

私も一応大人なのでそんな会話はするのだけど、長袖だし汗もかくのだけど、でもただそれだけという感じはする。


暑さも寒さも、湿度も。
痛みにもたぶん鈍感なんだと思う。


時々、優しい人が、肩揉んであげる、と言って揉んでくれると、次はだいたい、わぁ凝ってるね、だった。

自覚はなかった。


我慢が大事、と教えられた通りに生きてきたら、痛みや辛さに慣れて鈍感になったのかもしれない。


これってかなり損をしたのだろうか。


本来の生き方にシフトする前の残念な生き方ということなのか。


自分の身体や気持ちを大事にできずに過ごす人生って、変えなきゃいけないもの?


しんどかったから別の生き方をしたいとは思うけれど、でもこれまでの人生も愛おしい。


これまでの生き方だからこそ得られたものもきっとあるはず。

心から幸せな時間もたくさんあったのだから。


記憶をたぐって集めたい。


ファンタジーじゃない。


自分の人生は自分で解釈するから、と思う。