あのコンビニで何かが軽くなった
昨日メルカリで売れた本を送るために行ったコンビニで、私の人生は少し変わったのかもしれない。
5人分あったので、5回レジに行った。
私がお店に入った時から、70代後半位の女性がレジの女性と話していた。
レジの女性は60代半ばだろうか。
顔馴染みのようで、病院の話などが続いている。
レジ台には食品がたくさん。
支払いも袋に入れるのもゆっくりなのは構わない。
みんなだんだんそうなるのだから。
でも、なかなか進めようとされず、二人ともチラッと私を見ながらも話に夢中。
離れた所で掃除機をかけていた店員さんが、私に気づいてくれた。
40代位のその男性は、嫌な顔もせずレジに戻って対応してくれて、2回目もまた掃除の手を止めて来てくれた。
その間、二人は、腰が痛い話なんかをしている。
その後は、60代半ばの女性が、70代後半の女性の見守る中、私に送り状を持って来て、伝票も切りやすいよう折り目をつけて渡してくれた。
5回目にレジに行くと、金髪の若い男性が60代半ばと話している。
身体のどこかが悪いから嫁さんが働いてくれてる、と聞こえてきた。
すると60代半ばが言う。
どっか悪いようには見えへんけどなぁ。
私は掃除機の人に対応してもらい、70代後半の側を通って店を出た。
ただそれだけだった。
でも何かわからないけれど、私の中でガタガタと崩れて軽くなったものがあったのは確か。
何だったのかな。
今また思い返しているのだけど。