アンカーのランです。
夫はいつものようにランニングに出掛けたので、部屋にいるお嫁さんを誘って一緒に買い物に行きたいなと思ったのですがやめました。
誘われたら断れないですよね。
こんなの似合うと思うよ、買ってあげる、とか言われても困りますよね。
なので諦めて、一人で服を買いに出掛けました。
服を買いに行くのは本当は苦手です。
お店の人が近づいて来られるだけで、もう全然選べなくなるので。
今日何気なく入ったお店の方はたぶん60代後半くらいの女性で、私と目が合った途端にとても自然にたくさん話し掛けてくれました。
いつもなら逃げるようにお店を出る場面なのに、なぜかその方のお勧めをじっと聞いていてそのうち、この人に従った方が幸せになれるんじゃないか、とまで思ったのです。
とにかく断れない、と。
売リつけようなんて感じは全然伝わってきませんでした。
ただ、おしゃれが楽しくて仕方ない、だからあなたにも勧めるのよ、と。
その、たぶん60代後半の方、もしかして70才近い?方は、黒いジレを着こなして腕にはたぶんアップルウォッチ、そしてスニーカーが決まっていました。
もう買うしかないです。
その方のジレの色違いを偶然最初に見ていたのだし。
ジレなんて着たことない。似合う気がしない。
でも、気軽に人としゃべれておしゃれをして、そんな自分に満足てきるって幸せだろうな。
予想よりだいぶん高くて、一瞬しまったと思いましたが、やっぱりこの買い物はありだと信じられました。