本当は全然大丈夫じゃないんですけど
アンカーのランです。
今日はかなり色々なことができました。
正直に書きたいと思います。
一昨日、長男は終電くらいで帰って来たようで、食べて来る、とそれは予め聞いていたのです。
聞いた後で、彼女の家にはいつも週1だけど今週は2回なんだな、そうか、とひらめいたのでした。
ひらめいた、はおかしいでしょうか。
思い当たった、ぐらいです。
この間、今度転職のための面接があるって言ってた、決まったら東京やでって言ってた、でも4月からになるやろな、色々あるからすぐにじゃない、とか言ってた、最後に言ってたのが確か、彼女とも調整せなあかんし、でした。
なので、たぶんボーナスも出たのかな、金曜日だし、何よりも東京行きの話をしないといけないよね、と納得していたのです。
彼女もうまく東京に異動できるんだろうか。できればもうこれは結婚のタイミングになるよね。
パーティとかするのかな。するならどこで?
父に見せたかったな、と一瞬よぎりましたがそれは悲しすぎるので考えないようにしました。
もう私の中では、子どもたちも、よく知っている彼女もみんな関東、もうなかなか会えなくなる、ということになっていました。
でも昨日何気なく長男に、彼女と東京の話はできた?と尋ねると、え?昨日は会社の人と行ってんで、そう言うてたやん、と。
ここからが本当の正直編です。
ほっとしたのは言うまでもありません。
生き延びた感じです。
もちろんその時が来たら、長男にとっても二人にとっても嬉しい門出、嬉しい新しい生活の始まりなので、大いに祝福します、大喜びで。
でもきっと、昨日は会社の人と行ってんで、を聞いたからに違いありません。
今日は朝から身体がよく動き、長男が彼女の家に行ってからは持ち帰っていた仕事を一気に片付け、買い物にも出掛けて、お店の人と話し込んだりもしました。
不器用で優しい長男が言ってるのが聞こえるようです。
母さん、もう大丈夫やろ?
私も心の中で、大丈夫に決まってるよ、と答えています。
本当は全然大丈夫じゃないんですけど。