生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

木綿のハンカチーフ

f:id:kannpai:20201101180855j:plainアンカーのランです。


明日からテレワークではない夫が、ハンカチにアイロン当てといてな、と何度も。

それなのにまだできていません。



思えば、子育てし始めた頃には、すでにタオルハンカチでした。


ハンカチってヨーロッパで生まれて日本に渡ってきて、元々あった手ぬぐい文化と結びついたようです。


キレイ好きな日本人が手を拭く以外にも色々な使い方をし、たしなみの一つにまでしてきたことは想像できます。


手を拭くのは清潔ではないとの考えからか、海外ではあまり使われないらしいですが。

私はハンカチの文化は素敵だと感じます。


因みに、正方形という形はマリー・アントワネットさんが選んだとか。


ハンカチは高貴さの象徴で、身分の高い人だけが持つことを許されていたらしい。


すごい。

タオルハンカチの方が便利だけど、きれいにアイロンの当たった普通のハンカチもいいな。


なぜハンカチのことが気になったかというと、夫からのお願いと、やはりあの歌からです。


太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」。


昨夜、なんとなく雰囲気のわるいリビングでテレビを観ていると、先日亡くなられた筒美京平さんのことをやっていました。


昔からあまりテレビは観ず歌も知りませんでしたが、「ブルーライト・ヨコハマ」「また逢う日まで」「魅せられて」はよく知っています。


木綿のハンカチーフ下さい、ってなんて可愛い女性でしょう。


しかも歌っている太田裕美さんもほんとに可愛い人。声も大好きです。


この女性と太田裕美さんがどうしても重なります。


こんな人は悲しいことがあっても、家族に当たり散らしたり、お酒飲んでふて寝したりしないんだろうな。

料理もするんだろうな。

部屋をきれいにしてお花を一輪飾るんだろうな。


それに、いつか恋人は帰って来るんじゃないのかな。


そんなことを考えました。