アンカーのランです。
明日からテレワークではない夫が、ハンカチにアイロン当てといてな、と何度も。
それなのにまだできていません。
思えば、子育てし始めた頃には、すでにタオルハンカチでした。
ハンカチってヨーロッパで生まれて日本に渡ってきて、元々あった手ぬぐい文化と結びついたようです。
キレイ好きな日本人が手を拭く以外にも色々な使い方をし、たしなみの一つにまでしてきたことは想像できます。
手を拭くのは清潔ではないとの考えからか、海外ではあまり使われないらしいですが。
私はハンカチの文化は素敵だと感じます。
因みに、正方形という形はマリー・アントワネットさんが選んだとか。
ハンカチは高貴さの象徴で、身分の高い人だけが持つことを許されていたらしい。
すごい。
タオルハンカチの方が便利だけど、きれいにアイロンの当たった普通のハンカチもいいな。
なぜハンカチのことが気になったかというと、夫からのお願いと、やはりあの歌からです。
昨夜、なんとなく雰囲気のわるいリビングでテレビを観ていると、先日亡くなられた筒美京平さんのことをやっていました。
昔からあまりテレビは観ず歌も知りませんでしたが、「ブルーライト・ヨコハマ」「また逢う日まで」「魅せられて」はよく知っています。
木綿のハンカチーフ下さい、ってなんて可愛い女性でしょう。
しかも歌っている太田裕美さんもほんとに可愛い人。声も大好きです。
この女性と太田裕美さんがどうしても重なります。
こんな人は悲しいことがあっても、家族に当たり散らしたり、お酒飲んでふて寝したりしないんだろうな。
料理もするんだろうな。
部屋をきれいにしてお花を一輪飾るんだろうな。
それに、いつか恋人は帰って来るんじゃないのかな。
そんなことを考えました。