アンカーのランです。
おそらく私には心の通じる原家族はもういません。
昨年の春いっぺんにいなくなりました。
本当は強い絆で結ばれている暖かい家族。絶対に。
そう信じたくて、長い間思い続けてきました。
私がなんとかしないと。
私もわるかったんだ。
でも、もともとそれは無理なことだったんだと今はわかります。
核となる人に弱さがあったということ。
全力でがんばってくれたけれど難しかったんだと。
本当に、全力でがんばってくれたんです。
核となる人とは、ほとんどの場合は母親です。
核となる人に弱さがあると、しかも周りの家族がそのことを理解していないと、苦しむ人が出てきます。
誰かが形を整えようと無理をしたりします。
母親はとても一生懸命やってくれる大切な人なので、母親を守るために誰かを悪役にしたり。
そんなこともあるかもしれません。
家族に弱さがあると、その親類にも弱さがある可能性が高いと思います。
強い絆で結ばれている暖かい家族、だから親類ともいい関係を持てる、という願いは両方叶わないかもしれません。
私には今からできることがありそうです。
子どもたちが従姉妹たちと自由意思で繋がっていてくれるように平穏を保つこと。
蓋をしたままでいいので過去を熟成させること。
自分を肯定してあげないと可哀想なので、ただ命を生きてあげること。
それくらいかな…