生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

自由なお昼ごはん

f:id:kannpai:20210202192434j:plainアンカーのランです。


今日の16時頃だったと思います。

職場で隣りのお寺好きな人が外を眺めて、このくらいの時に帰りたいわ、と言い始めました。


部署で一番上の上司がこちらを向いて座っていて、その後方が窓です。


一番上の、といっても私の方が年上ですが。


お寺好きな人は、誰もいないかのように窓の方を自由に見て、ほらまだ明るいし、あったかそうやし、と続けます。


私は大きな窓の方を見たくても、見られないことが多いです。前に人がいるのだから。


ほら、と言われても。


仕事はきちんとする人なので、帰らずにガンバっていました。



その人のお陰で実は、職場のお昼ごはんにカップ麺、という経験を今日初めてしました。


毎朝コンビニで同じサンドイッチを買っていたのが、いなり寿司になり、この冬、その人の影響でお味噌汁が増えたりしていました。


絶対隣りで何か言ってくれるし、好きな物を美味しそうに食べているからです。


おにぎりと小さなカップそばをひっそりと食べる私の隣りで、あんかけうどんの5分を待つ彼女。


あ、カップ麺初めてやね、と驚いたりもせず、あんかけは今しか売ってないと思うわ、ドラッグストアで買ってん、と話してくれます。


食べるとあったまったのか羽根入りの上着を脱いでいました。


私も気づいてカーディガンを脱ぎました。


ちょっとお昼ごはんが楽しみになってきました。


職場でこんな自由なお昼ごはん、あったかな。
なんだかいいな。


でも明日は彼女はお休みです。