生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

優しい黒板

f:id:kannpai:20210223165151j:plainアンカーのランです。


あふれた情報の中から必要なものを選ぶのは本当に疲れます。


ネットのない世の中で生きていた年月の方が長いですが、こんな時代になって得をしたのか損をしたのかどちらでしょう。


自分の生きている世界が全てじゃないと気づくのには、ネットは最強でした。


というか、ネットがなければ気づかずに一生を終えただろうと思います。


本や新聞や会える人の話では追いつかないのです。


色々な世界を知ることができたし、多くのことをすぐに調べられたし、とても得をしました。


何よりも、子どもが自分で情報を得てくれる、というのは親としてとても助かります。


でもネットの情報は、自分にとっては要らないものが多すぎるし、大きな負担がかかっている時の脳では選び損ねたり、知らない方が良かったと思うこともあったり。


なので少しは損かな。



子どもが小学生の頃、教室の黒板のある一面は黒板だけだったらいいのに、と感じていました。


黒板のまわりには時間割や給食当番表、子どもたちの似顔絵があったり、黒板の端の方にも約束事や連絡事項などなど、とても明るくて賑やかです。


その中で黒板の今重要な所を見る、というのはすごいな。

これから必要な能力なんだろうな。

でも、見られない子もいるだろうな、と思っていました。


私は子どもの頃は苦手ではなかったと思うのですが、今はもうネットの話に限らず疲れてダメです。


ごちゃごちゃーっとした中から大切な物を探すよりも、先に不要なものをできるだけ省いてスッキリさせてから、大切な物と向き合わないと。


やっぱり片付け。物を減らす。


しなくちゃいけない、と思い込んでいることもできるだけ減らしたいです。



スッキリした優しい黒板。


子どもたちはこの情報社会で無事に暮らしていってほしいですが、まずはそんな優しい黒板で自信をつけてほしいな、と思います。