人の人生はその人のものだから
アンカーのランです。
蒸し暑いと思っていたら涼しくなって、いきなり風と雨でした。
2ヶ月ほどテレワークで家にいた夫が昨日から会社へ。
なので、帰宅するとワンちゃんの喜び方がすごいです。
今日は清田予紀さんの本の流れで心理学の話を書いてみました。
心理学の話はずっと前から好きでしたし、面白いので読んでは感心したり納得したり。
でも、時々ふと心配になることがあるのです。
それは、実験について。
心理学の実験でこんな結果が出た、こんな差が出た、この数字は有意。
人はこんな時こんな行動を取りやすいです。
なるほど。人ってそうかもしれへんね。と思います。
でも、昔の有名な実験について、あの実験は実は正しく行われていなかったことがわかった、という記事を目にしたりするのです。
もちろん元々、有意な差が出た、というだけで、人は全員こうです、ということではないでしょう。
医学とか薬学とかでもおそらく、こうすればこうしないより全員こうなります、という訳ではないはずです。
でも、実験の内容、方法、回数、精度、関わる人数などはどうなんだろう、と思ってしまいます。
有意な差。
私が統計学を知らないので、きっとこんな感想になってしまうのでしょうね。
心理学によって目に見えない心の動きが少しずつ解明されていくのは、喜ばしいことなのだから。
知らないことはそれだけで、積極的な罪ではなくても罪なんだろうと思います。
間違いも然り。
だから慎重に。
特に人の生き方や人生に関わることは、感想を持つだけでも慎重に。
だって、人の人生はその人のものだから。