だから勝つんだ こいつとオレだけの力で
アンカーのランです。
今日も仕事でとても疲れました。
今日の職場は久々だったのでミスしないかと少し心配でしたが、なんとか無事に終わったのでよかったです。
水分を取るのを忘れていて、帰り道に足首に違和感が。
これから特に気をつけないといけないです。
「鬼滅の刃」でマンガという文化の深さを初めて知り感動した50代のおばさんが、今度は「弱虫ペダル」にはまりました。
その魅力を、セリフを中心に今日もお伝えします。
今回も第4巻より引用させて頂いています。
なので以下ネタバレ多くあります。
マネージャーの寒咲さんの家は自転車屋さんです。
お兄さんは元自転車競技部で、今の3年生たちが1年生の時の主将。
寒咲さんと今泉くんの、小学生の頃の会話で、今泉くんの心の根っこに不安があるように感じられなくもないですが、想像がふくらみすぎかな。
「はじめまして
私 幹っていうの よろしくね
キミ 自転車やるんだって?
速いんだって?
この間の大会でも優勝したんでしょ!?
…べつに」
「私の夢は自転車屋さんよ
あなたは?
おまえにおしえない
えっ
あと…
オレおしゃべりはキライなんだ
な なによ もー
せっかく自転車のお友達できるかなって楽しみにして来たのにぃー
キミ友達いないタイプねー
そういえば…
図星ー!!
いいんだ…
オレにはこいつがいるから
…返事が小さいとか
目つきが悪いとか
時間通りに行動しろとか
先生も友達も正直うざい
…
しゃべりすぎた
いいじゃない べつに
だから勝つんだ
こいつとオレだけの力で
そうしたら誰も何も言わなくなる
昨日まで文句言ってたヤツが
だまるんだ
目の前の車輪の音もうざい息づかいも風切る音も…
だから勝つ
知ってるか
1位は一番静かなんだぜ」
やっぱり勝手な想像を続けますが、幼少期に何らかの事情で心の根っこに不安を持った場合でも、大きな魅力ある何かと出会えたらラッキーですね。
周りの一定の協力さえあれば(邪魔されなければ)、不安な分もっとそっちに没頭していく。
安心感のある方が心置きなく羽ばたける、と思いますが、条件が揃えば、不安な心で離したくないものができた時のエネルギーもすごいのでは。
自転車競技をしていれは様々な人との出会いもあったでしょう。
心の安定を図れたかもしれません。
気づいたり、補充できたり、次々と目標も出来たり。
そして今泉くんは、負けず嫌いで、頑張り屋さんで、素質もあったので、勝つことでどんどん自分に自信をつけたでしょう。
好き勝手に書いています。
今泉くん、ごめんなさい。
坂道くんと山岳賞争いをする今泉くんを見て、幼なじみの寒咲マネージャーが思います。
洗練されてきた今泉くんの走りが、坂道くんと走る時には昔のがむしゃらで感情的だった走りに戻ってる。
「だから勝つんだ
こいつとオレだけの力で
そうしたら誰も何も言わなくなる」
「知ってるか
1位は一番静かなんだぜ」
そんなことを言っていた少年が、坂道くんとの出会いでどう変わっていくのでしょうか。
とても楽しみです。