アンカーのランです。
昨日は買い物に出歩いて疲れすぎたのか、なかなか眠れませんでした。
思わず買ってしまったのがこれ。660円でした。とっても楽しいです。
「鬼滅の刃」でマンガという文化の深さを初めて知り感動した50代のおばさんが、今度は「弱虫ペダル」にはまりました。
その魅力を、セリフを中心に今日もお伝えします。
今回は第8巻より引用させて頂いています。
なので以下ネタバレ多くあります。
前回、坂道くんの背中を温めた巻島先輩の長い腕のことを書きましたが、その少し前に金城先輩のこんなシーンもありました。
インターハイのメンバーに選ばれて、総北高校のジャージ(ユニフォーム)をもらった坂道くん。
そのジャージを着ての練習中、期待を感じて弱気になるのです。なにせ「弱虫ペダル」ですから。
ボクはほんとにみんなの期待に応えられるんだろうか
もし出来なかったら
みんなが目指してる優勝を
ボク一人が
ボク一人のために
金城先輩が坂道くんの背中に手を乗せた時、その震えに気づきます。
…ホイールも元に戻してもらったし疲れもぬけたはずなのに
力が入らない…
ペダルが空まわりしてるみたいだ…
フラフラで戻って来た坂道くん。
ダメだ… 力 入らない
ムリだ ボクは…
ボクにはこのジャージは重たいです
溝に落ちそうになる坂道くんを見て、金城先輩がとっさに動く。
(今泉くん鳴子くん)
金城さん⁉
…
回ったァ!!
…
(金城先輩が坂道くんを背中から抱える)
大丈夫か
小野田
(巻島先輩)
すげえターンだ
相変わらず金城の手足のようなバイクコントロールにはしびれるねェ
(今泉くん)
あの距離を
しかも下りを正確に…!!
…
(坂道くん)
今日は調子が悪くて
…いえ すみません
がんばります!!
…
(金城先輩)
がんばらなくてもいいサ
一人でがんばる必要はない
…
おまえが倒れたらオレが支える
心配いらない
だがもし他のヤツが倒れたら
おまえが支えろ
何をしてるんだ、もっと強くなれ、じゃないんですね。
総北のジャージに恥じないように頑張れ、甘ったれるな、じゃないんです。
そんなことわかってて精一杯頑張ろうとしているけど不安が押し寄せるんだろ、でしょうか。
心配いらない
母親の私は子どもに口に出して言えていたでしょうか。
昔に戻って何度でも何度でも言いたいです。