アンカーのランです。
今朝もまた、マンションの玄関でセミが上を向いていました。
触ると、こら、まだ生きてるよ、と羽根をバタつかせます。
でもここにいたら、次のバタバタで道路に出てしまうかもしれないし、スマホを見ながら出て来る誰かに踏まれるかも。
そう思ってまたお節介に植え込みの中に。
ちょっと怒っているみたいでした。
申し訳ない。
きっと自分のためもあります。
昨日のタクシーの運転手さんにまた見られていました。
同じ人が毎朝同じ時間の契約をしているのでしょう。
私でも見るかもしれないな。
人は人に興味を持ちやすいので。
特に人の動きに。
道に立っていたとして一番興味を持つのは、動きのある人に対してかなと思います。行動とか仕草とか。
次は、じっとしていてもやっぱり人かな。
そして人以外の動物、植物、物、と続く気がします。
物でも、以前から興味があったとか、動きが大きいとか、珍しいとか色々で、興味の大きさは変わると思いますが。
何に興味を持つにしても、それが幸せにつながればいいです。
何してるのかな、どうしてかな、どこに行くのかな、同じだな、きれいだな、すごいな、何かな、好きだな、カッコいいな…
見たいな、ほしいな、真似したいな…
身の危険を察知することは必要だと思いますが、よくわからない、見慣れない、とかだけで、変だな、嫌だな、で終わるのは残念です。
知ることは、始まりだし、広がりだから。
そうだった、あれが好きだった、思い出した、あの人に似ている、あの人が持っていた、あの人が好きだった…
やっぱり人を連想するでしょうか。
人でなくても幸せにつながるならいいのです。
花も木も、山も道も、食べ物も服も車も家も、犬もネコも。
人の気配がなくても幸せを感じられたらいいのに。
人を忘れるほどの、もっと豊かな感性を持っていたらよかったのに。
幸せのために感性を持って生まれてきたと思うのです…。