私には自信が足りず話すのが苦手すぎました
アンカーのランです。
今日の会議は深く疲れました。
思わず意見を出してみようかと思いましたが、踏みとどまりました。
そうすると、もうその件に関わらせてもらえないかもしれないからです。
私の立場は弱いのです。来年も更新されるかどうか、誰か一人の意向では決まりませんが、それでなくても年上なんてやりにくいはず。
何よりも、周りの人にはよく見えないすぐには見えない仕事だし。
関わらせてもらえなくなるのは困ります。
人の人生がかかっているので。
なので踏みとどまって、今後どうすればいいかを落ち着いて考えることにしました。
少女の人生をかなり左右してしまうので。
人の人生がかかっていると思うと、断定できるものが本当に少ないのですね。
なので、自信満々に話す人と対等にはなれません。
自信のある人も、それ相応の努力で得られたものを示されているのです。
その熱心さに、確かなものをほとんど示せずに賛成してもらうほど、私は話すことが得意でもない。
あーあ。
せめて若い人に、こんな可能性もあるよ、その大前提になっているところは疑う余地があるよ、と伝えたい。
とても一生懸命な若い人たちだから伝えたい。
少しの角度の差でも、違った方向でその一生懸命さが重なっていくと、全然違うところに行ってしまうよ。
踏みとどまったもう一つの理由は、会議がうまく進行していたからです。
それぞれの立場からしっかりと意見が出され、お互いに労って感謝して、雰囲気が良かったからです。
これからも協力し合う関係機関どうしなので、そういうことも大事でしょう。
なので私は、信頼される仕事を示せるよう努力するのみ。
そしてわかってくれる人を増やしていけばいいのです。まだ間に合います。
ところで、ここまで書いて気になりました。
踏みとどまったのは私だけだったのでしょうか。
会議なのに、だいたい決まった何人かの話でスムーズに進んでいました。
もしかして若い人たちは、空気を変えることなんて恐れない意見を待っていたのかもしれない。
私には自信が足りず、そして話すのが苦手すぎました。
でも、考えに信念があるなら上手く話せなくてもいいから伝えてみるべき。
そういう姿勢は示してもよかったのではないか、と。
今はそう思います。