生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

夫が集めた備前焼

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アンカーのランです。


今日も少し進みました。
レンタルのチェストをようやく活用します。


キッチンのリフォームのために退避させていた食器もさすがにもう片付けなくてはいけなくて、なんとか納めました。


使わないのは捨てながら、と思っていたのに思い切れるのは一つもありません。


全然使っていないから捨てられないのです。


全然使っていないのだからきっとこれからも使わないのでしょうけれど。



結婚する時に買ったディナー皿。


こんなナイフとフォークを使うようなお皿で食事をするつもりだったのでしょうか。


来客用のコーヒーカップセット、ケーキ皿、砂糖入れ、湯呑み、茶托…
それほど来客もなかったし、新品のようです。


うっとり見惚れるほど気に入って買ったティーカップセット。
ティーポットなんて使った記憶がありません。


捨てはしませんが、こんな食器を使っての優雅なティータイムが今後あるとは思えないです。


残念だなぁと考えていたら、もっと日の目を見ていない食器のことも意識に上ってきました。


時々は思い出していたのです。


夫が集めていた備前焼のコーヒーカップ、コップ、お皿、徳利、おちょこ、花瓶。


壺はかなり大きかったと思います。
他にもあったような。


夫が長男が生まれる前に買ったものです。何度も窯まで行って少しずつ増えていました。


たぶん15年くらいは見えない所に置いたまま…。



もう本当に色々と整理をする時なんだと思います。


少し前のは苦しいですが、こんなに前の思い出は扱えるような気がしてきました。