新しいカレンダーを買ったら
アンカーのランです。
まだ今年のカレンダーを買えていません。
手帳は買えて、シンプルだったのでニャンコのシールをたくさん貼ったりして、新しい気持ちでいるのですが。
いつも何かに追われているような日々を、何年も何年も送って来ました。
でも、全部本当にどうでもよくなって、誰に嫌われてもよくなって、家族がそれぞれ幸せに暮らしていってくれることだけを願って、もう何もできない人生をただ歩くことにしていました。
だからもう私は何もいらないのに。どんなことも嬉しくないのに。
何かあったら駆けつけますから、と言ってくれた社会人一年生の女性。
私のためのイラストを何枚も描いてくれた少女。
○○さん(私)と一番しゃべってる、と笑顔で言ってくれた若い人。
今年も仲良くしてね、とLINEをくれた友だち。
その人を思い浮かべるとやっぱり嬉しくて仕方ないです。
人からもらう嬉しさって、心に柔軟さがなくても受け取れているのですね。
時間をかけて沁みてくる感じです。
新しいカレンダーを買ったら、家族の予定をそろそろ余裕をもって書き込みたいです。
予定はたくさんなくてもいいです。
新しい手帳にも少しずつ予定が埋まっていけばいいな。
埋まらなくてもいいかな、と思う。
何もしてあげられなかった若い人たちからの言葉と笑顔、一生懸命な姿の記憶だけで、一年ぐらいはもちそうだから。