見えるものすべてにもっと光が当たればいいのに
アンカーのランです。
引っ越しって大変やな、と何度も言いながら長男が自分の物をダンボールに詰めていました。
料金が上がる時期のギリギリ前に出し、4、5日後に向こうで受け取るシステムだそうです。
捨てるように勧めたり、使えそうなものはもらったり。
すぐに休憩しようとするので、早くしよう、と何度も声掛け。
すごい捨ててんのに、見た目全然減らへんよな。
長男が言いましたが、この現象は私もよく経験します。
物が多い、というのもまずありますが、見た目が減っていくのは途中からです。
それまでは労力にそぐわない状態が続きますね。
あるところまで進むと一気に加速がつくのです。
私の抱えていることもそうだったらいいのに、と思います。
もう何もよくはならない。もうこの人生ではどうしたって取り戻せない。
それでも毎日とりあえずできることはやって来ました。
全然何も変わらないように見えて、実は少しずつ何かが進んでいたらいいのに、と思います。
そしていつか、一気にオセロみたいにたくさんひっくり返って、うそみたいに平穏な気持ちになれたらいいのに。
見えるものすべてに、もっと光が当たればいいのに。