生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

最後に鮎の塩焼きが食べたい

こんばんは。ランです。

 

今日はちらし寿司を買ってきました。

 

母が昔、私が入院したらちらし寿司持って来てね、みたいなことを話していました。

 

最後に食べたい物という意味だったと思います。

 

私も何か言ったのでしょうけど思い出せません。きっとそれほど食べたくもなかったのでしょう。

 

今でもそんなにないなぁ。

 

シャワーのあとのビールは美味しいですが、病院では無理でしょうか。

 

こっそり飲むとして、あてはケーキかお寿司がいいです。

 

ケーキはチョコレートかレアチーズか、他にも食べたいのがありますが名前がわからず。

 

お寿司は煮穴子の握りとか細巻きの穴キュウとか。

 

あと、キュウリとハムと卵の入った素朴なマカロニサラダもいいな。

 

どうしてもこれ、というわけでもないですが。

 

 

夫にさっき、最後に何を食べたいか聞いてみると、ボクの健康診断の結果見たん?と驚いていました。

 

自分で見たんじゃないの?私は見てないけど。

 

深刻なことは何もなかったはずです。

 

 

鮎の塩焼き。

 

全くの予想外というか何も予想できなかったというか。

 

でも、私には特に思い出もない鮎の塩焼きだったことで、なぜか気が軽くなりました。

 

たぶん、この人の人生に、私は自分が悔やんでいるほど侵襲していないんだ、と思えたからです。