生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

そうか。ピースサインか。

こんばんは。ランです。

 

今日は以前の職場で知り合った人と会っていました。

 

お互い遠慮して年齢は聞いていないのですが、私より何才も若そうです。

 

ずいぶん前に膝をわるくして、好きだった仕事を辞めたとのこと。

 

その後、勤めた所に、後から私が入ったわけですが、実際には一緒に仕事はしていません。

 

彼女は昨年不幸があって、しばらく力を落としていました。

 

久しぶりに元気な顔を見られてホッとしながら、ボリューム満点のランチを一緒に。

 

彼女はご飯とお味噌汁をお代わりして、いっぱい食べなきゃ、と私にも勧めます。

 

私が自分のいくつかの検査結果を話したので、それで今私がどういう気持ちでいるかを感じ取ってくれたのでしょう。

 

美味しいもん食べる、明日もまた食べたいもん食べる、みたいな話を私に何度もして、優しく笑っていました。

 

昨年の悲しみの次には介護で大変な日々だと思うのに。

 

 

食べ物で何が好き?

 

そう尋ねると、次々に出てきました。

 

彼女の強さはここだよな、としみじみ思いましたね。

 

あぁ、あれが食べたい、って、どうしたら思えるようになるんだろう。

 

今日のエビフライやトンカツのお店だって、この間一人で来た、おんなじ席やわ、と明るく言ってた。

 

一人でトンカツ屋さんでご飯お代わり?

 

どうしたらそんなに逞しくなれるんだろう。

 

なんだか自分が、悲しみを持つ資格さえないような気がしてきて。

 

 

あと一つ思い出しました。

 

結果オーライやったらいいねん。わたし棺桶入る時はピースサインで入るから。

 

好きなことやって、好きなもん食べて、悔いなく、と言っていました。

 

そうか。ピースサインか。

 

私にも可能性はあるかな、とぼんやり思いました。