生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

ブログ4年目の扉

こんばんは。ランです。

 

3年前の今日、このブログを始めました。

 

悲しみが大きすぎて泣くこともできず、すべてを箱に入れて蓋をすることに決め、ただ生きるために書き始めたのでした。

 

息を吐かないと、息が吸えない。

 

そんな状態だったと思います。

 

いまだに泣くことができていないのですが、私は間違った日々を送っているんじゃないか、とぼんやり思った頃、出会った文章があります。

 

精神科医の𠮷田友子さんが書かれていました。以下、抜粋させて頂きます。

 

 

「その人の生き方の方向性の再編なのだから、人からせかされるような事柄ではないはずなのに。」

 

「私は何度か母の死をいたむワークをしなさいと言われました。… 私たちの大切なところに善意と自信にあふれて踏みこんでくる専門家。… 私は母の死を前提とした毎日を逃げずに回してきました。受けとめていないとだれに言う権利があるのだろう… 今でも私は母の死を消化しつづけているのです。…」

 

 

この文章に出会ってどんなに救われたでしょう。

 

このままでいいんだ、と心から思えました。

 

まるで目の前で優しく話して下さっているような感じがしました。

 

直接会えなくても、人ってこんなにわかってもらえた気持ちになれるんだなぁ、と。

 

今もまた本を出してきて、その文章をたどり、安らかな気持ちになれています。

 

それで、この変わらないブログを読んで下さる方がいるというのも、そのままでいいよ、と言ってもらえているのかも、と勝手な解釈をすることにしました。

 

この3年の間に読んで下さった方に深く感謝申し上げます。

 

このブログに支えられてここまで来られました。

 

本当にありがとうございました。

 

4年目はどんな世界かな。

 

気のせいか、扉が少し軽くなったような…

 

よろしければ引き続き読んで下さると嬉しいです。