こんばんは。ランです。
この間の休日は友人と会っていました。
いつもその友人に言われます。美味しいもの食べなきゃ、って。
そうかな。うん。そうやね。
でも、別に特別食べたい物ってないんだけどな…
サラダとスープが出てきて、美味しいねぇ、と言いながら、もう次に行きたいお店の話をしてくれました。
もちろん美味しいです。気の置けない友人と一緒だから、尚おいしい。
でも、ほんの時々、父が出て来るのです。
こどもたちも出て来る。
遠い日のことが浮かんで来るのですね。
美味しいものを食べて笑顔でいる自分を、私は心の深いところで許していないのかもしれないな、と、今思いました。
父もこどもたちも、美味しいものを食べて笑顔でいる私を、とても望んでくれていると思うのに。
友人はコーヒーを飲む頃までに何軒教えてくれたでしょうか。
私のことは何も深くは聞かず、楽しいおしゃべりをして、月に1回は行こうよ、と言ってくれたのでした。