生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

まるっきり一緒に働いている仲間だな


こんばんは。ランです。

 

この間、新幹線に乗っていた時のことです。

 

何か不具合があって、数分の遅れが発生していました。

 

4、5分だったと思います。

 

何度も謝罪のアナウンスがありました。

 

4、5分ですよ。

 

止むを得ない事情で遅れるかもしれません、ってもともと示されていて、それを承知でみんな乗っているんですよね。

 

その4、5分が人生や命に関わる、という人ももしかしたらいたかもしれませんが、総じて謝り過ぎじゃないかと思いました。

 

JRさんは、あくまでもご自分のお仕事に対して厳しさを通してのことでしょうが、聞く側は、あーこれくらいも許されないことなんだね、と経験することになるんじゃないかな。

 

反対に言うと、これくらいでも許したらだめだよ、と。

 

そういうことが積み重なる。

 

 

「お客さん」はもう少し「許す人」になれると思うのに。

 

社会がもう少し寛容になればいいのに。

 

知り合いだけにではなく。

 

 

ある駅に到着する直前、またアナウンスがありました。

 

ひかり〇〇〇号はお客様のお乗り換えをお待ちしておりますので、どうぞ速やかにお乗り換え下さい。

 

私が乗っていた「のぞみ」から、その「ひかり」に乗り換える人への案内でした。

 

聞き流しそうになりましたが、あーこの車掌さん本当に新幹線が好きなんだなぁ、まるっきり一緒に働いている仲間だな、と温かい気持ちに。

 

それだけでもいい旅でした。