生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

気づいていたら

今年の1月か2月くらいに一緒に散歩した時、父に母のことを聞いてみた。

お母さんに話が通じないなぁと思ったことはない?と。

父は、あんまりそんな覚えはないなぁ、と答えたけど、それでもしつこく聞くと、あったんかもしれへんけどなぁ、諦めたんかなぁ、と言った。

少し誘導的だったけど、それに、しっかり届かなかったかもしれないけど、私はお父さんがずっと大変だったことがわかるよ、と伝えたくて、控えめにだけどいくつも言葉を並べた。

伝わっていたらいいなと思う。

ずっと母の味方をしてきたことの後悔。

幼い頃からずっと、母が父のことをわるく言う度に、私の中にそのわるいイメージが積み重なっていたのだと思う。

長い間、母の言うことが真実だと思っていた。

でも、気づかなかった私がわるい。
もっともっと早く気づいて二人を助けてあげられたらどんなによかっただろう。