生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

16年間一緒だった洗濯機とも別れた

f:id:kannpai:20200810083240j:plainちょうど16年前の8月から使っていた洗濯機。


最初の年には次男の幼稚園の制服も洗った。


子どもたちのお揃いのTシャツも、部活の泥だらけのユニフォームも、いつも不思議なほど大量に使ったタオルも、お気に入りも。


毎日ボタンを押すだけで当たり前みたいにこき使ってきた。


3週間くらい前から時々水が出なくなって、そろそろ引退させてよ、とちゃんと知らせてくれていたので、困らずに済んだ。


全然掃除もせずに雑に扱ってきたのに、真面目に律儀に働き続けてくれて本当にありがとう。


昨日、新しい洗濯機がやって来たのと同時に、その洗濯機は運ばれて行った。


子どもたちも、写真撮ろかな、と言ったりして思うところはあるみたいだった。


なんで一度にいなくなるんかなぁ。


父も…。


一緒にせんといてや、と父は笑ってるだろうけど。


来春には次男も。もしかして長男も。


そうか。でもそうなればもう、いつ別れが来るかの心配はしなくてもよくなる。


どっちみち私が今から償えそうなこともないんだから。


それってけっこう楽になるんじゃないかな、と思えてきた。