生きているだけでいい。   大丈夫。

大好きだった父との時間をこれからもっと取り戻すはずだったのに、突然訪れた別れ。いつか、私の人生もなんとかなったよ、と空に向かって乾杯したい。その日まで続けたいブログです。

伊之助にも義勇にも

f:id:kannpai:20210507171540j:plainアンカーのランです。


今日も『「鬼滅の刃」で心理分析できる本』(著者:清田予紀さん)から少し。
引用もさせて頂きました。


以下、ネタバレあります。





イノシシに育てられたため「人間の持つ良心や道徳観が欠落」し、「粗暴で独りよがり」な伊之助ですが。


「炭治郎や善逸、柱たちとの交流を通して、徐々に人間らしい側面を見せ始めます。」


「そのきっかけとなったのは、那田蜘蛛山」の戦いで、水柱の冨岡義勇にピンチを救われた時かもしれません。


「大怪我をしているのにもかかわらず」自分が一番強いと証明したいために、助けてくれた冨岡義勇に、俺と戦え、と啖呵を切る。


そんな伊之助に義勇が叱責するのです。


「己の怪我の程度もわからない奴は戦いに関わるな」



「能力の高い人ほど自分の能力を過小評価する傾向があり、逆に能力の低い人ほど自分の能力を著しく過大評価しがち」


これを表す心理学の言葉が「ダニング・クルーガー効果」。



伊之助は「自分の強さのレベルがどれくらいのものかを客観視できないので、誰彼かまわず強がってしまう」身の程知らずなのでした。


「自分に対する厳しい現実認識が、さらなる成長への原動力になるので、強い人はより強くなっていく」



でも、それも程々がいいでしょうか。
自分に厳し過ぎると動けなくなります。


自分を一応客観視できるとして、時には伊之助になったり、時には冨岡義勇になったり、もいいじゃないですか。


そこで、色んなキャラクターを知っているのはとてもいいです。


カッコいいキャラクターに、羨ましいキャラクターに、大好きなあの人に、心の中だけでもなりきってみる。


本当の自分を自然に表現するための練習になるでしょう。


何よりも心のリハビリになると思うのです。


リハビリで心はゆっくり大きく動いて、きっとなりたい自分になれます。